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平成最後の日にブログ始めました。レザークラフト、写真をメインに書いています。

X100Vが発売されたのでPeak Design仕様の専用リストストラップを自作

今日2月27にX100Vが発売されましたね

楽天市場で購入した商品は今日発送とのことで手元に届くのは明日になりそうです

 

X100Vを使う上で手首にかけるストラップが欲しいと思っていて、カメラ用のストラップを調べていくと、Peak Designのものが機能性やデザインがいいなと思いました

 

しかし価格が高く、手ごろなリストストラップでさえ3,400円します

Cuff Camera Wrist Strap | Peak Design Official Site

加えてカラーが2色しかないため面白味にもかけます。デザインはとてもいいのですが

 

さらに調べていくと他社のストラップをPeak Designと同じように使えるようにするのアンカー周りの機器だけが売っていることがわかりました

そこで、他社のストラップを付けられるなら本革製のストラップを自分で作れば自分だけのストラップが作れると思ったので

今回はそれをレザークラフトで作っていきたいと思います

 

Peak Design アンカーリンクス

他社のストラップに付ける用に販売されているのパーツセットですね

定番カラーは赤なのですが

ニコンダイレクトにて限定色の黄色が売られていたのでそちらを購入しました

 

内容物

外箱はこのような感じでした

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パッケージ自体は赤のものと同一で、右上の黄色のシールだけが違いなのでしょうか

 

開けてみます

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開いたときに思ったのが、扉部分にマグネットが仕込んであります

パッケージを吊るす紐も蝋引きのようですし手の込んだものになってますね

定番の赤ですら2,300円もするのでこだわらないで安くしてほしい気もしますが

 

中身を全部出してみました

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黄色のアンカーが4つとアンカーを取り付けるアンカーハウジングが2つ付いています

 

アンカーハウジング

ストラップをかける部分が大小2ヶ所あります

狭いほうは約1.0cmの幅です

 

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 広いほうの幅は約2.0cmになっています

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パッケージにはストラップ幅は最大1.3cmとありましたが、

広いほうに1.3cmをかけると遊びが広く、吊るしたときに不安定な感じでした

厚紙で色々試した結果、1.6~1.7cmくらいの幅がちょうどいい幅だと感じました

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ストラップ製作

材料

  • Peak Design アンカーハウジング
  • 表革:和乃革のヌメ革(チョコ、厚さ1.0mm) 
  • 裏革:豚モミソフト(焦茶、厚さ0.5mm)
  • 糸・縫い針
  • 両面カシメ
  • のり(サイビノール)
  • トコノール
  • その他工具など

 

作成過程

➀革の切り出し

完成品は1.6cm×26cmの細長い長方形の革を曲げてストラップにしていきます

まずは完成品よりより大きめに革を切り出します

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②貼り合わせ

大きめに切り出した革同士をのりで貼り合わせます

裏地の豚革は無くても問題ないので、この作業はやらなくても大丈夫です

ただ、多少手間はかかりますが裏に革を張ると手触りが良くなるので貼るのをお勧めします

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注意点が1つあり

完成品のストラップは曲線を描くため、内側と外側の革で必要な長さが変わります

まっすぐ貼り合わせてから曲げると不自然なしわができやすいので、少しカーブさせて貼り合わせるときれいに仕上がります

 

③切り出し

貼り合わせたら目的の大きさに切り出します

切り出したものがこちら

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なぜこのように貼り合わせてから切り出しをするのかというと、

2枚まとめて革を切るので革の端がきれいにそろって見栄えが格段によくなるからです

 

④縫い穴空け

革が外れないようにするため縫っていきます。ステッチは飾りにもなりますね

ディバイダ―や菱錐を用いて穴を等間隔に空けていきます

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⑤縫い付け

縫い穴に従って縫っていきます

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今回は黄色の糸を使いました

 

アンカーハウジングへの取り付け準備

作ったストラップ部分をアンカーハウジングに付けていきます

同じ幅で短めの革を用意します

今回は1.6cm×7cmの革を用意しました

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カシメを打ち込んで留めるため、あらかじめ穴を空けておきます

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アンカーハウジングに取り付け

まずはのりで仮止めします

のりが付きやすくするために、表面をやすりで擦り荒らします

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アンカーハウジングを通し、穴が一致するように貼っていきます

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⑧カシメうち

最後に補強用の金具としてカシメを打っていきます

カシメ用の打ち棒またはハンドプレスで付けると思いますが、カメラをしっかりと支えるためにもハンドプレスで打ったほうが頑丈に仕上がり安心します

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縫わないタイプも作成

他にキレイな青色の革があったのでこちらも作成してみました

縫うのは大変なので、糸を使わないタイプにしてみました

縫わない分カシメを2つ付けてみました

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革が剥がれないか少し心配だったのですが、のりがしっかりと塗られていれば簡単にはがれることは無さそうです

 

使い心地としては、縫った方が糸が肌に触れるので少し気になります

反対に縫わないタイプは革だけのサラサラした感触なので付けていて心地がいいです

あれ、縫ったの失敗なんじゃ……

 

手首に付けてみたのがこちら

自分の手はかなり大きい部類なので参考程度に

 

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ストラップ部分の革の長さはチョコが1.6cm×26cm、青色は1.6cm×28cmと2cm青色の方が長いのですが手の通しやすさは結構違います。青のほうは簡単に通せます

長い1枚革は用意するのが大変なのも考慮すると、28~30cmあたりで作ると予算を抑えつつ使い心地のいいものが出来上がりそうですね

 

アンカーリンクスを活用すれば、機能的なオリジナルストラップを作ることができるので、気になった方は作ってみてはどうでしょうか

あと今回は試作的で細部が雑な仕上がりでしたが、

キレイに作ったものをメルカリで売ったら需要はあるのかななんて思いました

 

ストラップが思ったよりいい感じに出来上がったので早くX100Vに合わせてみたいです

明日28日の昼頃に届くらしいので楽しみです

届いたらアクセサリー類と一緒に使用感のレビューをしようかなと思います

 

今回は以上となります

最後まで読んでいただきありがとうございました

 

 

 

 

100均の靴べらをレザークラフトで自分好みにアレンジ

最近革靴デビューをしたのですが、

同じ歩くという行為なのにスニーカーとは違った感覚がありクセになっています

 

革靴を履くとき、スニーカーなどと違いサイズにシビアなことから靴ベラを使うことが増えました

靴ベラもといシューホーンには形や大きさはもちろん値段も安い高いと色々なものがあります

玄関で使うような長いものは家にすでにあったので、携帯用のシューホーンを探していたら下のような8,000円をこえるものもありました

 

革靴なんだからシューホーンも革製品がいいなと思ったのですが、探している最中に

レザークラフトで作った方が自分好みのものが作れるなと

 

というわけで今回はレザーのシューホーンを作ったので、その制作過程を記録しました

 

 

材料

シューホーンを作成するにあたり、形をまず考えたのですが

  • かかとに合わせやすいようカーブがある
  • 手のひらサイズ

というような形を考えながら、100均に行ったら下のようなものが売ってました

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DAISOのポータブルサイズの靴べらです

この商品カーブした形になっていて使いやすいものになっているのはもちろん

素材がCAP樹脂で錆などの心配がいらないためこちらを型に作っていくことにしました

 

というわけで材料は

  • 樹脂製シューホーン(型)
  • 革:和の革のはぎれ
  • 蝋引き糸
  • のり:サイビノール100
  • 菱切り・ヘラ・革包丁などレザークラフト道具

といった感じになっています

 

製作

革の接着

今までは

①型に沿って革を切リ抜く

②切った革を貼る、縫う

③コバなどの処理

 

とやっていたのですが、今回は

①型に革を貼る、縫う

②型に沿って革を切り抜く

③コバなどの処理

 

というように手順を入れ替えて

縫い付けてから革を切り抜くようにして作っていきたいと思います

 

というわけでシューホーンのサイズより一回り大きめに革をカットします

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革の裏面(床面)にのりを塗っていき、シューホーンを貼り合わせます

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平面の革を曲面のシューホーンに合わせるのですが

革は水分によって柔らかくなる性質があるため、型に革を押し付けいれば次第に革が曲面に合うようになります

したがってのりは水分を多く含むものが適しているため、

ゴムのりよりサイビノールのほうが適しています

 

両面合わせたものがこちら

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水分を含んだ革が型に合わせてのびたので、シューホーンの形が浮き上がっているのがわかると思います

 

縫い穴をあける

このままだと革が剥がれたときに大変なので縫いが必要です

革が動かなくなったら縫い穴を空けていきます

 

まずはじめに印をつけていきます

今回はディバイダ―(鉄製コンパス)を用いました

間隔は自由ですが曲線の多い形なので3mm間隔で穴をあけました

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印をつけ終えたら、菱切りで穴をあけていきます

曲面で差す角度が一定にならないのですが、シューホーンの位置をうまく調整しながらなるべく垂直に差していくようにすれば失敗は少ないです

その際小さな板があると便利です

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縫い付け

穴を空け終えたら、縫っていきます

今回は黄色の糸を選択しました

レザークラフトは自分の好きな色の組み合わせができるのがいいですよね

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縫い終わったものがこちら

曲面&曲線で縫い穴がガタガタかなと思いましたが、思ったよりうまくできました

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切り抜き

縫い終わったら、縫った線に合わせて切り抜いていきます

切るところは縫い糸にから離れていると見栄えが悪いですし

かといって近すぎても縫い穴の部分が切れて糸がほつれる原因になってしますので

2mm離れたところを切っていくようにしました

そのさい、一度で切り抜こうとせずに

5mm程度離れたところで大雑把に切り抜く→少しずつ切り抜いてサイズを合わせる

とやれば失敗しにくいです

 

切り抜いたものがこちらです

これでほぼ完成なのですが、もう1手間加えていきます

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穴あけ

型となったDAISOのシューホーンには穴が開いていたのでそこに穴を空けるとともに金具を取り付けていきます

ここで失敗してしまいまして、穴の位置が微妙にずれていたせいで

金具をうまく取り付けることができず、跡が残ってしまいました

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ボールチェーンくらいは通りそうなのでそれを使おうかなと思います

革を片面接着したときに穴を空けておけば穴のずれもなくきれいにできたのかなと思います

 

完成

あとは縫い糸のふくらみを平らにしたり、コバ処理、革にクリームを塗ったりしておしまいです

完成したのがこちら

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穴の跡が汚くなってしまいましたが、それ以外は満足な仕上がりになりました

革の厚みで元の商品より厚くなってしまいましたが、カーブのおかげで使い勝手も変わりなく革の質感を楽しめる商品になりました

 

ただ、今回穴が汚くなってしまったのでリベンジでもう一度作ってみようかなと思います

 

 

今回は以上となります

最後まで読んでいただきありがとうございました

レザークラフトのクラウドファンディングを見つけた

最近クラウドファンディングのサイトを見るのにはまってます

 

www.makuake.com

camp-fire.jp

こういうガジェットを見たり、

 

camp-fire.jp

www.makuake.com

革製品を見て次作るものの参考にしたりと

自由に使えるお金がそんなになくて投資はあまりできないのですが、眺めているだけでも楽しいです

 

 

そんなことをしてる最中にこんなクラウドファンディングを見つけました

camp-fire.jp

革とかで検索をかけると財布、トートバッグや小物といったような製品のクラウドファンディングばかりが出てくるのですが

 

このプロジェクトは企業のカテゴリに入っていて物珍しい感じがしたの紹介してみました。

 

どういうプロジェクト

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https://camp-fire.jp/projects/view/179367#menuより
蔵前にレザークラフトやり放題のお店を作ります!月額1000円でレザークラフトに必要な工具類、糸、コバ処理剤などが使い放題!時間や内容で区切らないから、やりたい時に来てやりたいだけレザークラフトを楽しんでいただけます!ハンドメイド作品販売のサポートサービスも予定しています!

 浅草の近くに位置する蔵前でお店を出すそうですね

 

レザークラフトやり放題という名で工具類が使い放題というのは結構気になりますね

 

どんな工具が用意されるかよくわかりませんが、革漉きの道具とかプレス機なんかがあるとしたら、

➀お店では革漉きや型抜きといった工具を用いた作業をする

②家では革同士の縫い付けをする

といった感じの使い分けとかできそうですね

 

レザークラフト工具ってどれも安くはなくて、揃えようとすると出費がかさんでしまいますし、

ホック打ちや菱目打ちなど音が出る作業がそこそこあるので、戸建てだとしてもちょっと気を使ってしまうんですよね。

 

そう考えるとこういう工房みたいなのがあると便利だなって感じます

リターンは?

  • 純粋応援(1,000円~)
  • 極細銀ペン(1,000円~)
  • ドクロパスケース(3,000円~)
  • 割引券(10,000円~)
  • ミニマムサブウォレット(10,000円~)
  • シンプルカードケース(10,000円~) 

 以上の6種類からなるそうです。

 

 

期限が10月27日まで

この記事を投稿した時点(10/16)で残り12日・達成率2%となってて達成できるか不安ですが少しでも集まるといいですね

 

とりあえず1,0000円の割引券にしました。あまりお金が無くリターンが少しでも欲しいので・・・

 

レザークラフトをしている方はもちろん、興味があったけどまだ始められてない人、そうでない方もこのプロジェクトが気に入ったら支援してみてはどうでしょうか?

 

 

久しぶりのレザークラフト

夏前から勉強などに追われてしまい、レザークラフトをしていなかったのですが、最近落ち着いてきて時間に余裕ができたので久しぶりにやっていこうと思います。

 

カードケースを作っていこうと思います。

以前も作ったのですが、仕切りがないものだったので、今回は仕切りありのケースになります

 

 

制作過程

材料

➀「東急ハンズ」オイルレザー(1.8mm厚)

②「和乃革」オイルレザーはぎれのキャメル(1mm厚)

③バネホック一組

④クラフト社「手縫いロウビキ糸 オレンジ

⑤トコノール、サイビノール

あとは針や菱錐などといった道具がありますが、省略します

 

型紙

久しぶりなので簡単なものから作りたかったので、型紙はシンプルなものにしました

免許証やポイントカード、キャッシュカード、クレジットカードカードといった一般的なカードの大きさが5.4cm×8.56cmらしいので以下の大きさに切り出しました

➀6cm×10.5cm    2枚

②6cm×11cm       2枚

③10.5cm×22cm  1枚

 

➀と②は内装用で、カード入れの仕切りの部分です

③は外装用になります

 

実際の写真がこんな感じです(暗くてすいません)

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型紙と裁断

床処理

 

無事に裁断が終わったので、革の裏である床を処理していこうと思います

 

こんな感じでトコノールを塗って

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あとはすぐにガラス板を用いてトコノールを広げつつ慣らしていくだけです

 

キャメルのパーツが4枚あったので床処理をしていった時間変化を撮ってみました。

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床の処理後の革の様子

 

どちらの写真も色が明るい順に

未処理→床処理し終わった直後→処理後10分置いた後

になってます

 

トコノールを塗る前は表と同じキャメルだったのですが、処理が進むにつれて茶色になっていますね。

 

床処理すると裏の手触りがスベスベになるのが好きで必要以上にやってしまいます

 

一通り処理が終わったのがこちらになります

 

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縫い付け

内装(仕切り部分)の作成

4枚の革を使って蛇腹折りのような仕切りを作っていきます

 

➀(6cm×10.5cm) と②(6cm×11cm)を表同士を内側にして合わせて合わせて、縫っていきます

 

縫う箇所は左右の端から1.3cm内側で、シンプルに平縫いしていきます

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同じものを2セット作ります

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できあがった2つを合わせて、1つにまとめていきます

縫う箇所は端から4mmのところで同じく平縫いでやっていきます

 

完成した仕切りの写真がこちら

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外装と内装の縫い付け

先ほど作成した内装の仕切りを外装に縫い付けていきたいと思います

 

写真はないのですが、

縫いつける前に外装にバネホックを取り付けました

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片側だけ縫い付けた様子がこちら

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縫い目は少しがたついているのですが、写真で見る分にはあまり気にならないですね

 

同じようにもう片側も縫い付けていきます

片方を縫い付けているせいでさっきと違い自由が利かなくなって、縫い穴を開けるだけでも一苦労でした。

 

両側を縫い付け終わったのがこちら

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 あとはコバの処理などをして完成です

完成品 

早速カードを入れてみました

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一番手前は楽天ETCカードです(どうでもいい)

 

厚めのカード10枚近く入れているのですが問題なさそうです

 

真ん中のポケットはそこそこゆとりがあって取り出しやすいです

 

反省

➀仕切りの革を薄くする

内装の形は特に問題はなかったのですが、革が厚いせいなのか少し取りづらかったです。

革を薄くすれば柔らかくなって取りやすくなりそうですね

 

②縫い穴を事前に開けるべきところを見極める

内装と外装の取り付けの最後の方で、

菱切りが垂直に刺せないことがあって縫いがガタガタになってしまったことが悔やまれます

重なった革のせいで菱錐が入りにくいことは往々にしてありそうなので、そのような箇所は事前に縫い穴を開けておいた方がよさそうですね

 

 

うまくいかなかったことがありましたが、やってて楽しかったです。こういう細々した作業が小さいころから好きです

 

また時間があれば作っていきたいと思います。今度は革の立体成型をやってみたいですね

 

 

今回は以上となります

読んでいただきありがとうございます

 

レザークラフトで作ったもの(後半)

こんにちは

 

前回に続いて今まで作ってきた作品たちの紹介を続けていきたいと思います。

前回の記事はこちらです↓

 

toragolog.hatenablog.com


それでは、紹介していきます

 

作品の紹介

⑥カードケース→小物入れ

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笹マチ初挑戦の作品です。

作ろうと思った当時笹マチの作り方がわからなかったり、マチを縫うのが狭かったりで苦労したのですが、そこそこいい形に仕上がったと思います。

材料は東急ハンズで売っていた姫路レザーの1㎜のです。

 

カードケースにしようと思ったのですが革が薄くてハリがなかったので、リップクリームや自転車のカギを入れてます。

張りが少なくて頼りない感じなんですが、薄くて軽いから使い勝手がいいんですよ。

 

⑦カードケース

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材料は表は姫路レザーの1.8mm、裏はピッグスエードの0.7mm黄色を使用しました

この作品で始めて裏地に革を使いましたね

それまでは床面はトコノール塗ってガラス板で寝かせるだけで済んだのですが、裏地を貼るとなるとカットの手間も増えたりで時間かかりました。

 

この頃から縫い目が表と裏両方揃うようになってきました。慣れてきたのですかね

縫うのが楽しくなってきていました

 

失敗談として

裏地貼るときに曲げることを忘れていて貼るのに苦労しました。曲げる分内側のものを短くしないとダメなのをすっかり忘れてました。最終的にうまく貼れたので結果オーライということで

 

⑧ボタン留めペンケース1

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前回紹介したフラップタイプのペンケースもよかったのですが、もっと簡単に抜き差しできるものが欲しかったのでバネホックタイプのものをつくりました。

こちらも裏地を使用しています。⑦のカードケースの余りを利用しました。

 

万年筆2本がぴったり収まるかつポケットに入れやすい。そんなサイズ感にしました。

 

上側を開くようにしたかったため、上部の表と裏・下部の胴部分の3か所に分けて縫ってみたのですが、あまりきれいな仕上がりにならなかったです・・・

 

⑨ボタン留めペンケース2

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さっき紹介したペンケースの縫い目が気に入らなかったため、改めて作り直しました。

 

縫うのなんですが、前回と違い上部をうまく切り返して表裏を1本の糸で縫えるようにしました。

それによって縫う箇所が上部と下部の2か所だけになったので見た目がすっきりとしました。個人的にすごい満足です。

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糸を3か所に分けていたのを

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うまく縫って1つにまとめました

縫うのも裏がまっすぐ揃うようになって上達を実感しました。

 このペンケースは万年筆を2本入れて現在も使用しています。サイズ感や質感もお気に入りです。

⑩キーホルダー

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自転車の鍵って気を抜くとどこに入れたか忘れてしまいませんか?

そんな時に大きめのキーホルダーがついていた方が探すのが簡単になるので、自分で作りました。

 

円の形に縫うのがそんなにやったことなくてうまく縫い目が揃うか不安だったのですが、カーブの接線を意識しながら穴を開けていったらうまくいきました。

素材が1.8mmの革を折って重ね合わせたので厚みがしっかりあって存在感があり、自転車の鍵にぴったりでした。

 

 

紹介はこれで全部です

 

振り返ってみて

 こうして今まで自分が作ってきたものを紹介するという形で振り返ると、上達したことを実感したり、失敗したことを反省したりでためになりますね。

大学が忙しくなるので時間が作りにくくなりますが、これからも作っていきたいです

今回は過去作品が多くあったのでまとめて紹介となりましたが、これからは作った作品をその都度紹介していくかたちになると思います。

なるべく作っていく過程も詳しく振り返っていけたらいいですね。

書くこともなくなったので本日はこんなところで終わりにします

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

 

 

 

レザークラフトで作ったもの(前半)

こんにちは、トラゴです

 

レザークラフトを始めて1ヶ月と半分と時間がたつのが早く感じます。

今回は自分が今までに作ったものを載せていきたいと思います。

長くなりそうなので前半と後半の2つに分けてやってみました。

 

なるべく時系列順に紹介していきます。それではどうぞ

 

作品の紹介

①パスケース

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初めての作品です。

長方形を切り出して縫っただけのザ・シンプルなものです。

表も裏も縫い目がガタガタすぎてどちらがが表かわからないですね笑

 

原因として色々あるんですが、縫い穴が一直線に並べてないとか、縫い穴をあけるときに角度を垂直に一定してできなかったとか、縫い方の手順が一定でないとか思いついたらきりがないですね・・・

この後の作品でもかなり苦労しています・・・ 

 

②フラップタイプのペンケース

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筆記用具で万年筆を使っているんですけど、その持ち運び用のケースが欲しいなって作りました。

素材はソファに使われる革らしく、柔らかくてペンを入れるにはちょうどいい具合でした。

こちらの商品ですね

 

[rakuten:so-peuple:10002295:detail]

 

この頃はまだ金具を扱う気がさらさらなかったので、使わないで済むフラップで閉じるものにしました。

初期の作品なので相変わらず裏面の縫い目は酷いです・・・

 

しかも初心者のくせに柔らかい革を使ってしまったので縫い穴を開けるところから相当苦労しました。当時の自分なんでこんなことしたんだろ( ^ω^)・・・

 

始めのうちはハリのある革使ったほうがいいですね。

 

 

③キーホルダー

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初期の作品です。レザークラフト始めたんだと友達に言ったら、

“キーホルダー作って欲しい” と言われて作りました。

 

カットも縫い目も雑、今振り替えるとあげるほどの完成度でもないのによく贈ったなと自分で思います。

 

革の張り合わせで段差が出来たのをコバ磨きでごまかしたのが印象です(ごまかしきれてない)

あとは、ビニモの0番という太い糸で縫ったせいか縫いづらくて苦労しました。

 

糸の太さと穴・針の大きさの適切なバランスをまだ知らないので、いつかまとめてみたいですね。

 

あまりキレイでない作品を贈ってしまったので、またいつかキレイに作ったのをあげたいと思います。

④工具入れ

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工具箱あるんですけど、ハンマーやコバ落としとかの細長いものって入れるとかさばって邪魔になりますよね。そのための袋です。

 

布の袋なんか買ったほうが楽だし安いしでその方がいいかもしれないんですけど、レザークラフト始めたばっかだしやってみたいってなって作っちゃいました。

 

素材は②のペンケースで使ったものと同じやつです。

[rakuten:so-peuple:10002295:detail]

袋とかの柔らかめのものにはピッタリの素材感で作るのは大変ですが、使い勝手は抜群です。

形の参考は東急ハンズに売っていた革製の袋を参考にしました。

型紙は円と長方形だけのシンプルなやつです。

紐を通す穴はハトメパンチを使いました。穴の大きさが使っている革紐の太さとバランスがよかったです。

ハトメパンチはこちらを使いました。若干高いですが、穴あけ機能が優秀&必要な力がですので、

 

コクヨ ハトメパンチ 15枚 穴径5mm ヒン-M200

コクヨ ハトメパンチ 15枚 穴径5mm ヒン-M200

 

 

真ん中の黄色のステッチがアピールポイントです。

③のキーホルダーと同じ糸ですが、柔らかい革だったせいか縫いやすかったです。

飾りステッチだったのですごい慎重に縫って揃えました。きれいなアクセントになってお気に入りになりました。

 

これ作り終わって平縫いがそこそこ上達したなと思います。遅くとも丁寧にやることって重要だと実感したそんな作品です。

 

 

⑤錐の先端カバー、革包丁のカバー

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僕がレザークラフトをやるとき、菱目打ちだと音がして両親に申し訳ないので、基本菱錐を使うのですが、工具箱の中で先端が怖いので錐の先端カバーを作りました。

ついでに革包丁のカバーも作りました。

 

錐の先端カバーの方は、①のパスケースを解体して作りました。材料がもったいなかったので再利用しました。

 

小さいものって縫い穴をあけるのが難しいですね。ギリギリを攻めて穴をあけたところが破れないかヒヤヒヤしながら縫いました。

 

革包丁カバーの方はキレイに縫えたのですが、ボタンの位置が外側になってしまって、逆さにした時カバーが取れてしまうんですよね……そこだけが悔やまれます。

 

 終わりに

前半はこれくらいにしたいと思います。

後半も同じ数紹介していく予定ですので、次も読んでくれたら嬉しいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!