現在、ドスパラさんで購入したデスクトップパソコンを使用しているのですが
このパソコンには内蔵の光学ドライブを搭載しませんでした
代わりに外付けポータブルタイプのブルーレイディスクドライブ
Pioneer BDR-XS07B-UHD を購入しました
今回はそれのレビューをしていきたいと思います
内蔵ではなく外付けにした理由
理由としては3点ありまして
- 5インチベイが搭載されているケースが少なくなり、ケースを変えた時に無駄になるのがこわい
- 光学ドライブの使用頻度がそんなにない
- 家族共用のパソコンやノートパソコンでも使えるようにしたい
というような感じです
外付けのものでM-DISCへの保存が可能、Ultra HD Blu-ray の再生が可能と高機能なものを探した結果、BDR-XS07B-UHDを購入することになりました
BDR-XS07B-UHD
光沢のある黒い箱で高級感のあるパッケージになっています
価格
公式通販サイトで税込21,184円(2020年1月時点)でした
BDR-XS07B-UHD ポータブル/外付け型ブルーレイドライブ| パイオニアITストア
2万円台前半で販売しているショップが多いようですね
本体と付属品
中身はこんな感じでした
以下のものが入っていました
- 本体
- USBケーブル(Type-AーType-C, 35cm)
- USBケーブル(Type-CーType-C, 35cm)
- 縦置きスタンド
- ラバークッション
- 取扱説明書
- アプリケーションディスク(PowerDVD 14など)
本体は国内メーカーの「武蔵塗料社」製のラバーコーティングがされており、光が乱反射しており、高級感があります。また、傷や剥がれに強く耐久性もあるそうです
付属品の縦置きスタンドを使用することで下のように立てることができ、場所を取らずに使用することができます
大きさは13.5cm×13.5cm×2cmで重さは272gとなっておりコンパクトで持ち運びがしやすいサイズ感になています
背面にはACアダプタとUSB Type-Cのコネクタがあります
USB Type-Cに対応しているのはすごいありがたいですね
バスパワー対応なのでUSBケーブル1本だけで使用することができます
ACアダプタは基本使わず、スマホ(Android端末)に接続するときのみ使用するそうです
しかしながら、取扱説明書に
「USBケーブルのみの使用でトラブルの場合はACアダプタを使用して繋いでみてください」
というような文言があり、もし動作が不安定などといった問題を起こしたらACアダプタの課金を迫られるのはいかがなものだと思います
トラブルシューティングにACアダプタを推奨するなら付属品にしてほしいです
スロットローディング
ディスクの挿入方法は以下の3つがあります
- トレイロード式(ドロワ式):出てきたトレイにディスクを載せる
- スロットイン式:ディスクをスロットに差し込む
- クラムシェル式:カバーを開け、直接ディスクを置く
BDR-XS-07B-UHDはディスクの出し入れが楽なスロットイン式を採用しています
挿入するときはディスクの穴が入りきると自動で吸い込み、取り出すときはディスクの穴が完全に出るところまで排出されます
排出が中途半端だと取り出すときにディスクをつままなければならず汚れにつながってしまいますが
この商品は穴がしっかりと出てきているので取り出しやすく、記録面が汚れる心配がありません
動作音について
小型なせいか動作音はそんなに抑えられておらず、使用中は普通に聞こえます
アニメのBDを再生してみましたが、読み込み時にモーターのブーンって音がわりかし大きく感じますね
読み込みが終わりアイドル状態になれば多少落ち着くのですが、扇風機の「弱」くらいの音は常に感じるので気にしてしまう方は気になるかなと思います
光学ドライブの構造上動作音は避けようがなく、小型で防音も難しそうですししょうがない気もしますが
アプリケーションディスクのインストール
付属品にCyber Linkのアプリケーションソフトのディスクがあったのでインストールしました
ディスクを起動すると以下の画面が現れます
「インストール」をクリックすると同意やらインストールするソフトの選択があるので「次へ」を押していきます
インストールが始まり、それが終わったら再起動をしてインストール完了です
インストールの時間はすべてのアプリで15分ほどだったと思います
市販されているPower DVD 14はUltra HD Blu-ray(UHD)の再生に対応していないのですが、こちらの付属ソフトは再生に対応しているそうです
UHDの再生について
UHDの再生には様々な条件があり、対応を調べる必要があります
要件は以下のようになっています
- Windows 10以上
- Intel® SGXテクノロジー
- 6GBシステムメモリー
- HEVC-10ビット/AVC コーデック
- HDCP 2.2
- 高度な保護オーディオ/ビデオパス
- UHD-BD 光学ディスクドライブ
- Windows Media Player™ 9以上
- (推奨要件)HDR-ハイダイナミックレンジ
このような要件に対応しているのか調べ方として専用のソフトがあります
以下のサイトからUltra HD Blu-ray アドバイザーをインストールします
起動すると以下の画面で確認する規格を選ぶと診断してくれます
自分もやってみたのですが、HDCP 2.2の対応ができていないそうです
今使っているディスプレイはASUS VX239という2013年発売のものなので対応してなくて当たり前なのですが
今度新しいディスプレイを購入予定なので買ったらもう一度診断してみたいと思います
新モデル(BDR-X12J-UHD)について
2020年1月7日
Pioneerから外付け光学ドライブの最新モデルBDR-X12J-UHDが発売されました
価格
公式通販サイトで税込25,800円でした(2020年1月時点)
BDR-X12J-UHD ポータブル/外付け型ブルーレイドライブ| パイオニアITストア
BDR-XS07B-UHDとの違い
ディスクの挿入方法がトレイロード式になっていますが
PureRead4+やUHD再生、M-DISC対応など基本的な機能は同じとなってます
新モデルのいいところ
- 読み出し・書き出し速度が速い
- ホコリやチリに対しての耐久性が向上
- 静音性の高い筐体構造
- 「最適記録ストラテジー予測アルゴリズム」「ディスク共振スタビライザー」といった安定した記録に関連した機能を搭載している
新モデルの悪いところ
- 16cm×22cm×5mmと一回り大きいサイズ、重さは1.1kgと重め
- USBバスパワー非対応でACアダプターが必要
- USB Type-A→Type-Bケーブルになっている
総合すると
筐体が大きくなり持ち運びはしにくくなったが、記録や読み出しの速度・安定性を重視したモデル
と言えそうですね
付属品のケーブルがUSB Type-A→Type-Bケーブルになっているということから、パソコンとの接続端子がプリンタやスキャナーに使われるUSB-B端子になっています
また、USBバスパワーに対応していないのでACアダプターもつなぐ必要があります
これが個人的にかなりマイナスな点になっているので、
今の時期に光学ドライブの購入を検討してもスロットイン式のBDR-XS07B-UHDを選ぶと思います
というわけでレビューは以上となります
せっかくなのでUltra HD Blu-rayが見れる環境を構築できるようにしていきたいですね
最後まで読んでいただきありがとうございました