新型コロナウイルスCOVID-19で大規模なイベントがしにくくなってしまいましたよね
その影響は自分の大学にも影響が出て、例年通りの開催はできなくなってしまったのですが、オンライン文化祭という形で行うことが決定しました
オンラインということでYoutubeやZoomといったこのご時世ですっかり定着したサービスのほかにclusterというバーチャルSNSも使うことになりました
自分のワールドを作れるということで、自分の学校を再現してバーチャル世界でキャンパスを再現することができます。朝日新聞などで紹介された筑波大付属の桐陰祭が有名でしょうか
あとは慶應大学の七夕祭もオンライン開催されていました
このような感じで自分の大学もキャンパスをclusterのワールドに再現に挑戦してみることになったのですが、学祭委員にそれ系に精通している人がいないということになりました。自分は自作パソコンを組み立てるのが楽しいと感じるレベルでそのへんの知識は全くありませんでした。
編集するためのソフトUnityとUnity Hubを用いるのですが、こちらはclusterのHPでガイドがあったのでなんとかなりました
【cluster】すぐ出来る!ワールド作成の始め方 – Cluster Creators Guide
問題は共同編集のほうで、一人では終わらせられないのでこちらの設定も必要でした。
Unityファイルの共同編集で調べた結果、GitHubを使って共同編集するのがよさそうということになったのですが、今度は知らない用語の連続。無事に完了するまで脳みそフル回転でした
参考にしたサイトですが、設定ではこちらのサイトがよかったです。結構長いですがgitの入力することが一通り書いてあるのでやりやすかったです。
Gitのインストールはチェック項目多くて混乱したので別にこれを参考にしましたね
これで大体解決したのですが、
公開鍵・秘密鍵を生成した後「$ vim ~/.ssh/config」でconfigファイルの編集するという過程で保存して終了する方法が分からなくて焦りましたね
Escキーで文字入力からコマンド入力に切り替わるので、その状態で :wq と打って終わりという単純なものだったのでなんとかなりましたが
GitHub Desktopの使い方に関してはこちらのサイトが見やすかったですね
実際にやった時はRepositoryに公開鍵を登録すればgitは使わないで済みました。
1つ目のサイトを参考にして
ブラウザでGitHub開いて会員登録・Repositoryの新規作成・鍵の登録
という段階まで終わったら、GitHub Desktopを起動。同じアカウントでサインインすれば作ったRepositoryが表示されていました。
そうしたら、3つ目のサイトを参考に
ファイルの作る場所を指定して編集用のフォルダが生成されればあとはいつもと同じようにフォルダ編集でした。
フォルダの中にClusterCreatorKitSampleをコピーして、用語を適宜調べながらフォルダの中身とGitHub Desktopをいじってどのような挙動するかを観察してなんとなく理解することができました
他のも共同編集者の登録やMergeのConflictの読み方・解決法などあるのですが、それはその都度調べてやっていきました
そんなわけで無事に基本的な設定はできたはいいものの、もう一つ問題がありました。GitHubを知らなかった自分がどうやって仲間に扱い方を教えるかという問題です。
しかも接触ができないのでオンラインでやるしかありません
色々と試行錯誤したのですが
結果的には
Zoomの画面共有を用いて自分の作業をみんなに見てもらう
→実際にやってもらってわからなかったらZoomの画面共有で仲間の画面を見ながら指示出し
って感じになりました。画面共有めっちゃ便利でした
あとは、何も知らない人からするとGit・GitHub・GitHub Desktopの違いって何ということから始まったので
- Git:共同編集の大元・基本設定で必須(秘密鍵・公開鍵の生成など)
- GitHub:Gitを見やすくしたもの。オンラインにアップロードしたデータをまとめる
- GitHub Desktop:自分のパソコン内のデータをオンラインと同期・パソコン内で管理する
みたいな感じで説明しました。素人がかじっただけの感覚なので間違いだらけとは思いますが
あとは作業する上での原則みたいなのがわかりやすくまとまっているといいなと思ったのですが
- New Branch→Unityで編集・保存→Commit→Publish Branch→create pull request→pull→New Branch→・・・・と流れを意識する
- 作業開始前はpullを行って最新のデータに更新しておく
- 新しい作業をするときにはNew Branchを忘れない
- 古いブランチは削除しておく
みたいなことは伝えましたが、何か他に忘れていることがあるとこわいですね
あと迷ったのがブランチの名前付け
あるブランチのデータをMergeしたら、そのブランチは過去バージョンを元にしたデータになるので、問題なさそうなら削除するのが一般的らしいのですがそれを伝えるのが難しかったです。
とりあえず名前/日付(例:Satou/1011)という形式にして
「前の日のデータが入っちゃうから、作業前にpullで同期してからNew Branchやってから作業してね」
みたいな感じで説明しました。実際の作業に即したものではないため後で練り直さないといけないのですが、ブランチのミスが無いようにするには日付が一番理解しやすそうかなと思いました。
そんなこんなで無事に仲間との共同編集の設定が完了しました。少しずつ慣れてきて作業は進んではいるのですが、仲間がどれくらい理解しているかわからないのが怖いところですね
何かトラブルあったら設定主の自分が真っ先に対応しないといけないのでヒヤヒヤしながら作業していますが、新しいことをやるのはたのしいですね
この記事は自分のやったことの跡を書いてみようとやったことで、文章がまとまってなかったり読みにくかったりすると思いますが、どこかで参考になれば幸いです。知識がまだ全然ないので慣れている方がいたらアドバイスなんかも頂けると嬉しいです。
というわけで今回は以上となります
最後まで読んでいただきありがとうございました。