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平成最後の日にブログ始めました。レザークラフト、写真をメインに書いています。

【レビュー】富士フィルムのカメラバッテリーには非純正充電器が便利でおすすめ

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X100Vを手にしてから3週間ほどが経つのですが、電池について少し不安に思うことが多くなりました

撮影可能の枚数が

  • 約350枚(ノーマルモード時・EVF)
  • 約420枚(ノーマルモード時・OVF)

ということで3,4時間の散歩でしたら問題なく使うことができるのですが、旅行で使うとなると午前中から使って夕方になる前に電池が尽きそうになることがあったため、予備バッテリーを購入することにしました

 

その際に充電器やモバイルバッテリーを購入したのですが、その中でも非純正充電器が便利だったので紹介していこうと思います

 

 

まずは純正品&推奨品

まずは富士フィルムの純正バッテリー・充電器(バッテリーチャージャー)・推奨モバイルバッテリーを紹介していきます

予備バッテリーを購入したのですが、スマホ用のモバイルバッテリーが限界を迎えていたのでついでにそちらも買うことにしました

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純正バッテリー:NP-W126S

電池は消耗品なので楽天市場にて新品を6,558円で購入しました

中身はバッテリー・ソフトケース・取扱説明書の3点ですね

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対応機種

NP-W126Sは富士フィルムのXシリーズのほとんどに使われており、現行機種ではX-A7やX-T200といったエントリーモデルからX-Pro3やX-T3・X-H1といったハイエンド機種までNP-W126Sが使用することができます。

つまり、富士フィルムのミラーレスと併用する際は予備バッテリーを使いまわせるのでお財布に優しいですね

 

しかし、4月に発売される最新フラッグシップ機X-T4ではNP-W235が採用されたので今後手振れ補正搭載機ではNP-W235が採用される流れになりそうですね

 

NP-W126・NP-W126Sの違い

NP-W126Sは後発の商品なのですが、違いは以下のようになっています

NP-W126S は NP-W126 に対応している機種に対し、互換性がありご使用いただけます。NP-W126S はカメラ内部の温度上昇に対する耐性が高くなっているため、X-T2 本体に NP-W126S を使用した場合、例えば動作保証温度である40℃の高温環境下では継続して連写できる時間を約3倍に伸ばすことが出来ます。

※ NP-W126は販売終了となりました。NP-W126S は NP-W126の後継品です。

※NP-W126S は NP-W126と容量は同じであるため撮影できる枚数も同じです。

※充電器はBC-W126あるいはBC-W126Sのどちらでも使用可能です。

出典:バッテリー NP-W126S と NP-W126 の違い

熱問題は耐久性にも関わることなので注意しておきたいところですね

メルカリではS付とS無の両方が出品されているので、購入される方はきちんとチェックして購入することをすすめます

 

純正充電器:BC-W126

楽天市場にて5,080円で購入しました。簡易パッケージだったので正規より安く購入できました

中身はバッテリーチャージャー本体と電源ケーブルのみです

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 こんな感じで1つずつ充電することになります。充電が完了すると緑ランプが消えるのみで電池残量の確認はできませんね

 

BC-W126・BC-W126Sの違い

BC-W126Sは以下のような商品となっています

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BC-W126S

充電に関していえばどちらもNP-W126・NP-W126Sを同じように充電することができます

違いとしては電源の取り方で

  • BC-W126:電源ケーブルをチャージャーに差し込む
  • BC-W126S:コンセントプラグのアダプターをチャージャーに差し込む

というような感じになっています

個人的にはBC-W126Sはコードがない分コンパクトなのですが、隣のコンセントを占領してしまったり、スペースが狭いと付けられなかったりがあると思うのでコード式のBC-W126を購入した次第です

 

推奨モバイルバッテリー:Anker PowerCore+26800 PD

富士フィルムはデジタルカメラ用のモバイルバッテリーについて明記がされています

digitalcamera.support.fujifilm.jp

推奨は以下の2機種になっていますね

  • Anker PowerCore Speed 20000 PD
  • Anker PowerCore+26800 PD

今回は容量が大きいAnker PowerCore+26800 PDを購入しました

 

仕様

外箱は真っ白かと思いきやよく見たらエンボス加工がされていました

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中はこんな感じでした

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以下のものが入っていました

  • バッテリー:Anker PowerCore+26800 PD
  • 急速充電器:Anker PowerPort Atom III 60W
  • USB-C & USB-Cケーブル
  • トラベルポーチ
  • 取扱説明書

 

バッテリーの端子はUSB-A(出力)が2つ、USB-C(入出力)が1つですね

この本体かなり重さを感じて594gと500mlペットボトルより重いですね

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急速充電器はUSB-Cが1つですね

この充電器だけでも3,000円以上するのでPD対応充電器が欲しかった人にはお得ですね

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トラベルポーチはメッシュ生地でかなりゆとりのある構造

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急速充電器やケーブルも一緒に入れられますが、ちょっと不格好な形になってしまいますね

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カメラの充電を測定

というわけでX100Vを充電してみました

家にテスターがあったのでそれで電流量も測定していきたいと思います

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X100Vはカメラ電源ON/OFFどちらでも充電することができるので撮影中に電池がやばくなっても繋いでおけば辛うじて撮影できるのはいいですよね

測定結果は以下のようになりました。※小数第三位を四捨五入しています

USB-A出力
  • モバイルバッテリー充電(電源ON):5.05V-0.49A
  • モバイルバッテリー充電(電源OFF):5.05V-0.48A
USB-C出力
  • モバイルバッテリー充電(電源ON):5.00V-0.35A
  • モバイルバッテリー充電(電源OFF):4.90V-1.45A

 

参考として純正充電器とACアダプターを載せておきます

  • BC-W126の出力:8.4V-0.6A(カタログスペック)
  • ACアダプターUSB-A出力の充電(電源ON):5.05V-0.48A
  • ACアダプターUSB-A出力の充電(電源OFF):4.93V-0.49A
  • ACアダプターUSB-C出力の充電(電源ON):5.10V-0.34A
  • ACアダプターUSB-C出力の充電(電源OFF):4.90V-1.45A

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※USB-C出力の方はテスターが安定的に測定できるまで試行錯誤した影響で写真が無いため、数値だけの公表になります

 

測定結果

充電時間は電流量(A)に左右されることを踏まえると

モバイルバッテリーとACアダプターでは充電に関しての差はないですね

ケーブルの規格の影響かUSB-C出力→USB-C入力で充電をすると、カメラ側がUSB経由のデータ転送モードになるせいか電流量が減ってしまうことになりました

しかしながら、画面OFF時のUSB-C出力→USB-C入力は5V-1.4Aと高い数値を示すことがあったで、富士フィルムのサイトで「Type-Cポートに接続」が推奨されているのは妥当だということがわかりました

 

 

非純正充電器:str-NP-W126D

というわけで今回の本題である非純正充電器の方に行きたいと思います

Amazonにて1,599円で購入しました。純正の1/3程度の価格ですね

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仕様

  • バッテリーチャージャー本体
  • USB-A→microUSBケーブル

が入っていました。特に特別なものはないですね

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チャージャーの入力はmicroUSBとUSB-Cの2つがあります

USB Type-C対応なのは最近の流れと合っていて、スマホのケーブルを使いまわせるのでかなり便利です。これが決め手で購入したまでありますね

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バッテリーは2つ同時に立てて充電ができます

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ACアダプターにつなぐと電池残量が4段階で表示されました

先に紹介した純正の充電器は残量表示が無いので便利ですね

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 充電の測定

充電器の裏にあったスペックでは以下のようにありました

  • microUSB入力:5V-2.1A(MIN)
  • USB-C入力:5V-2.1A(MIN)
  • 出力(×1):8.4V-700mA
  • 出力(×2):8.4V-500mA×2

というわけで、入力時のみになりますが電流を測定してみました

USB-A出力

ACアダプター→microUSB接続

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  • バッテリー1つ:4.92V-0.65A
  • バッテリー2つ:4.89V-1.28A

ACアダプター→USB-C接続

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  • バッテリー1つ:4.93V-0.64A
  • バッテリー2つ:4.91V-1.13A


モバイルバッテリー→microUSB接続

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  • バッテリー1つ:5.06V-0.69A
  • バッテリー2つ:5.09V-1.18A

 

モバイルバッテリー→USB-C接続

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  • バッテリー1つ:5.05V-0.56A
  • バッテリー2つ:5.09V-1.18A

 

USB-C出力→USB-C入力

こちらも写真はなく、測定値だけのものになります

  • ACアダプター出力→バッテリー1つ:4.96V-0.99A
  • ACアダプター出力→バッテリー2つ:4.83V-1.75A
  • モバイルバッテリー出力→バッテリー1つ:5.00V-0.96A
  • モバイルバッテリー出力→バッテリー2つ:4.67V-1.86A

 

結果

USB-A出力・USB-C出力共にはACアダプター・モバイルバッテリーでは大きな違いはなく

  • USB-A出力バッテリー1つ:5V-0.6A
  • USB-A出力バッテリー2つ:5V-1.2A
  • USB-C出力バッテリー1つ:5V-1.0A
  • USB-C出力バッテリー2つ:5V-1.8A

というような結果になりました

結果のW=V×Aを計算していき、純正の充電器BC-W126が出力:8.4V-0.6Aというスペックを踏まえると1つ当たりの充電速度は劣るということになりそうではありますが、実用上は大きな差はないように思いますね

 

まとめ

純正の充電器とこの非純正充電器を比べると非純正のほうは

  • モバイルバッテリーから充電できる
  • 2個同時に充電できる
  • 残量の目安が見える

という利点があるので、すごい便利だなと感じました

余談にはなりますが、

X-T4に搭載される新バッテリー用充電器BC-W235は2個同時充電だったり、USB-C入力だったり、充電器に画面が搭載されていたりで今回の非純正のものと同じような仕様になっていますね

fujifilm-x.com

 

純正も購入してしまった自分としては

  • 家での充電用:純正充電器BC-W126
  • 旅行に持っていく:非純正充電器

というような感じで使い分けていこうと思います

非純正の方は持ち運びがしやすいのでぜひ検討してみてはどうでしょうか

 

今回は以上となります

最後まで読んでいただきありがとうございました