大学生になって初めての大きな買い物はノートパソコンでした。
入学直後、生協から届いた郵便物の中に新入生に対するパソコンの押し売りがあったのですが性能に対する金額に違和感を感じて、Lenovo YOGA710を6.5万円くらいで購入しました。このノートPCタッチパネル搭載ですごい使いやすかったのですが、約3年使ってきて突然落ちるといったおかしな挙動が多くなってきたので使えなくなる前に買い替えることにしました
タッチパネルが使いやすくて今回も同じタッチパネル搭載機種を選ぼうとYOGAシリーズを見たら最低でも8万円からで予算オーバーで他に無いか探したら、同じLenovoのIdeaPadでタッチパネル搭載機種があり、6万円で買えるということで購入してきたのでレビューしたいと思います
IdeaPad C340 (81N6001RJP)
スペック
- CPU:AMD Ryzen™ 5 3500U
- グラフィック:AMD Radeon™ Vega8 グラフィックス
- メモリ:8GB (DDR4-2400)
- ストレージ:M.2 SSD 256GB
- OS:Windows 10 Home (64bit)
- ディスプレイ:14.0型 IPS液晶 マルチタッチ対応(10点)・光沢あり
コスパ抜群として有名なRyzen 5が搭載されています。しかも第3世代でかなり新しいものですね。加えてM.2 SSDが入っているので起動の速さも期待できますね
価格
税込55,660円(税抜50,600円)
前使っていたPCはCore i3の性能もなくて6.5万円だったのが、話題のRyzen 5を搭載して5.5万円で買えるってすごいですね
さらにポイントサイトを経由して購入したり、前のPCを下取りに出したりしたので実質これより1万円安く買えていますね
仕様
中身はこのような感じ
以下のものが入っていました
- IdeaPad C340 本体
- ACアダプター
- アクティブペン
- 書類一式
本体はマットなシルバーでサラサラしていて触っていて心地がいいですね
キーボード側はこのような感じ
左下にはRyzen 5のステッカーがありました。キーボードの右下には指紋センサーがあり、登録しておけばログインをスムーズに行うことができます
底面はこのような感じで、廃熱用のスリットがあります
アクティブペンはペン本体とペンホルダーがセットになっていました
ペンは乾電池式で、ペンの頭を回して蓋をとると電池を入れられますね
ペンホルダーはUSB-Aポートに差し込んで使うとノートPCと一緒に持ち運ぶことができます
書き心地に関しては可もなく不可もなくといった感じで、メモを取るくらいなら普通にこなせるってレベルでした
ベンチマーク
せっかくなので測っていきたいと思います。今回は前使っていたノートPCがあるので比較として載せてみます
今回購入したIdeaPad C340のスペックはこのような感じ
Lenovo IdeaPad C340 (14,AMD) (81N6001RJP)
- CPU:AMD Ryzen™ 5 3500U
- メモリ:8GB
- ストレージ:M.2 SSD 256GB
- OS:Windows 10 Home (64bit)
- ディスプレイ:14.0型 IPS液晶
前使っていたPCのスペックはこちら
Lenovo YOGA710 (80V60011JP)
- CPU:インテル® Core™ m3-7Y30 プロセッサー
- メモリ:4GB
- ストレージ:SSD 128GB
- OS:Windows 10 Home (64bit)
- ディスプレイ:11.6型 IPS液晶
CINEBENCH R20
IdeaPad C340
- CPU:1304pt
- CPU(Single Core):337pt
- MP Ratio:3.87
YOGA710
- CPU:302pt
- CPU(Single Core):183pt
- MP Ratio:1.65
Ryzen 5 3500Uが4コア8スレッド、 Core m3-7Y30が2コア4スレッドということもあってかなり差がつきましたね。Single Coreのスコアが2倍となっていて技術の進歩を感じますね。それもあって総合では4倍以上の差になってますね
PCMARK 10
IdeaPad C340
- Total Score:3573
- Essentials:7684
- Productivity:5334
- Digital Contact Creation:3021
YOGA710
- Total Score:2147
- Essentials:5479
- Productivity:3891
- Digital Contact Creation:1261
こちらもダブルスコアといかないまでもかなりの差がありました
CrystalDiskMark
IdeaPadはNVMe接続のM.2 SSD、 YOGA710はSATA接続のSSDとなっていて、同じSSDですが接続方法でここまで差が開きましたね。速度はかなり違いますが、起動時の体感速度はそこまで大きくはないですね
使ってみた感想
パフォーマンスがいい
Ryzen 5搭載というだけあってサクサクした動作です。YOGA710では処理落ちでやりにくかった作業も難なくこなせます。同じ値段のPCとは思えないくらいで、発売時期が3年開くだけでこんなに違うのかと驚きました。また、SSD搭載なので起動も早いので大学で使うときに待ち時間がほぼないのですぐに作業にとりかかれるのはいいですね。ストレージ量も256GBなので写真や動画を大量にため込まない限り余裕ですね
14インチの画面は見やすい
前使っていたのは11.6インチだったのでウィンドウ1つがちょうどいいくらいの広さしかなく、2つ開くと小さくて見ずらいという状態になっていました。今回14インチになって広くなって
やっぱりタッチパネル+360°回るディスプレイは使いやすい
Windowsでデスクトップパソコンだとマウスで事足りてタッチパネルはあまり使わないのですが、ノートPCだとマウスが無くタッチパッドでの操作が多くなるので、タッチ対応のディスプレイはかなり役立ちます。YOGA710の時も思ったのですが、画面が11.6インチから14インチに大きくなって余計感じました
ワードやエクセルで入力場所を変えるときもタップで済みますし、ブラウザのスクロールもスマホと同じように下から上にドラッグするだけでできちゃうのですごい便利です。
またこのIdeaPad C340なのですが、下のようにディスプレイが360°回ってタブレットのように使えます
360°回してタブレットモードにした時の厚みは2cmと持つには厳しいのですが、机に置いて動画を見たり、パワーポイントを他の人に見せたりするのに役立ちます。特に机の反対側にいる相手に対してディスプレイを回すだけで見せることができるので、情報の共有がしやすいです
光沢液晶だから、非光沢の保護フィルムを使いたい
このディスプレイIPS液晶で見やすいのですが、光沢(グレア)液晶でライトの反射があったりすると見えにくくなってしまいます。タッチパネルで頻繁にディスプレイに触るので、非光沢(アンチグレア)の保護フィルムでキズや映り込みを同時に対策してしまった方がいいです。
保護フィルムは14インチサイズだと表示される部分しか覆えず周りの縁はカバーできません。縁は上:7mm(インカメまでは3mm)・左右:6mm・下:24mmとかなり広いので一回り大きめのフィルムを買ってカットして使うといいです。自分が使った商品はページの一番下に載せておきます
電池があまり持たない
14インチディスプレイやパフォーマンスの高いRyzen 5を使っているだけあって電池の消費ペースはかなり速いのではないかと思います。最大9.5時間とありましたが、実際使ってみると8時間ほどでほぼ空になることがありました。そういうこともあってパフォーマンスは3段階のうち一番下、画面の明るさも見やすい範囲でなるべく暗くするようにして扱っています。
持ち運びするには少し重い
このIdeaPad C340の重さは約1.5kgあります。前使っていたYOGA710が約1kgだったということもあって重さを感じますね。ショルダーバッグやトートバッグにこのPCと教科書と色々いれると肩や腕がきつくなるので、なるべくリュックで持ち運ぶようにしています
重さやバッテリーの不便さは多少ありますが、この性能のパソコンが6万円を切る価格で買えて予算内で使いやすいノートパソコンを買えたので満足です。日本のメーカーパソコンで6万円だとCeleronでHDDのスペックということも少なくないので、予算を少なく抑えたいという場合にいいのではないでしょうか
特に最近はコロナの影響でオンライン授業をするところもあるわけで、その場合そこそこのスペックのパソコンがあれば処理落ちがなく快適に受けることができます。このノートPCならお得に性能のいいものが手に入るのでいい選択肢ではないでしょうか
今回は以上となります
最後まで読んでいただきありがとうございました