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平成最後の日にブログ始めました。レザークラフト、写真をメインに書いています。

一度使うと手離せないハクキンカイロ

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12月も半分終わってかなり寒くなってきましたね

布団が少しずつ恋しくなってきて最近は遅刻ギリギリです

 

大学の最寄り駅から自転車で通学をしているのですが、自転車を漕いでるとき風がくるので手がかじかんでしまうんですよね

かといって手袋をつけると暑くなって蒸れてしまうこともしばしば

自転車こぐ時に合わないんですよね

 

そんな時友人がライターオイルを使うカイロを持っていたので自分も買うことにしました。オイル式カイロの中でも今回は定番のハクキンカイロをレビューしたいと思います

 

 

ハクキンカイロ

ハクキンカイロとは?

簡単に言うと、「オイル(ベンジン)の酸化熱を利用したカイロ」になっています

一般的な使い捨てカイロも鉄の酸化熱を利用して発熱しているので、原理は似ています

 

色んな商品が出ていますが、品質の観点から、ハクキンカイロとzippoのハンディウォーマーがいいそうです 

 

 

使い捨てカイロと比べた利点

使い捨てカイロに使われた鉄粉は再利用できないため、使い終わったらゴミになってしまうのですが

ハクキンカイロは使われるオイルは使用後CO2(二酸化炭素)とH2O(水、水蒸気)になって空気中に逃げて行ってしまうため、ゴミが出ず環境にいいとされています

 

また、同じ重さの材料(鉄、オイル)から作られる熱量が使い捨てカイロと比べハクキンカイロのほうが多く

使い捨てカイロより温かいと言われています。

熱量について原理から詳しく考察した方がいるらしいので載せておきます

2sk170.blog.fc2.com

 

内容物 

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昭和感の漂うおじさんの箱の中には以下の4点が入っていました

  • ハクキンカイロ本体
  • 燃料カップ
  • ケース(フリース素材)
  • 取り扱い説明書

 

本体は燃料タンクと発火口、ふたの3つに分かれます

燃料タンクにはオイルを染み込ませる白い綿が

発火口には酸化反応に使うプラチナを含有した褐色の綿が入っています

プラチナは白金ともいわれておりそれが商品名の由来になっています

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燃料カップは下のように開閉ができます

燃料がタンクからこぼれそうになったときに閉じられるので便利なつくりです

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左:閉じている状態 右:開いている状態

 

燃料はどれ?

燃料はエビスベンジンNTベンジンが公式で推奨されています

薬局や総合スーパーを探しても売ってなかったので、ネットで注文しました 

 

 

Amazonで900円程度ですが

楽天では700円くらいで買えるところもあります

 

 

 

今回はエビスベンジンを購入しました一本約410円で2本買いました

 

送料490円だったので実質650円で購入できました

 

楽天の安いところは送料が別途かかるので、日用品をまとめて買うときに一緒に買ったほうが安くつくと思います

 

こちらもラベルが少し懐かしい感じの雰囲気を出してます

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ベンジンを探すときの注意点

 商品を検索して気づいたのですが「エビスベンン」「エビスベンン」の2つがあるので、少しでも安いのを探している方は両方検索かけることをおすすめします

 

使用方法

燃料を注ぐ

発火口を外し燃料カップを閉じた状態で取り付け、燃料を注ぎます

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カップをひねって流し込みます

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カップ1杯12mlで2杯タンクに入るのですが、2杯目はこぼれることがあるので注意しましょう

 

で炙る

発火口を取り付け、火を近付けます

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火を近付けて2秒ほどで反応が始まります

発火口の綿に火を付けてしまうと劣化してしまうらしいので、発火口を温めるように火を近付けましょう

 

③反応の確認

ぱっと見ただけではカイロが発熱し始めたのかわかりません

かといって、うかうかしてると持てないくらいに熱くなってしまいます

 

反応が始まったことの確認は以下のようにします

ふたを逆さにし、発火口に近付けます

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そうすると下のように近付けたところが白く曇るのでそしたら反応が始まっています

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④ケースに収納する

数分しないででカイロとして使えるようになります

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このケースのHAKKINの文字がHIKAKINに見えてしまうのは自分だけじゃないはず……


使ってみた体感

 評判通り使い捨てカイロより温かく感じます

使い捨てカイロは当てた表面だけ温かくなるといった感じなのですが

ハクキンカイロは芯から温めてくれるような感覚になりました

室内に入ると暑くて邪魔って思うほどに熱を発します

 

外に出したままだと少し冷えてきます

熱が逃げてしまって反応速度が落ちることで冷えてくると思うので、なるべくポケットに入れて熱が簡単に逃げないようにしましょう

 

あったら便利なもの

カイロを立てる台

燃料をカップに注ぐ時にやや不安定になるので何か支えるものがあったほうがいいと思います

ありあわせのものを探したら自分は無印の小物ケースを使ってます

 

 

仕切りが自由にはめられるものになっています

仕切りを一番手前にして使い、転倒防止しています

収納ケースなので、余ったスペースに点火用のチャッカマンなどを置いて有効活用しています

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燃料の携帯ケース

旅行先にハクキンカイロを持っていくとき、当然燃料も持っていきますが、500mlでは大きすぎますよね。それ用の容器を買いました

探した結果Amazonのzippo flaskを買ってみました 

 

 

届いた時から箱がボロボロで不安な感じでした

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中身の製品に特に大きな傷はありませんでした

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ステンレス製で丈夫なつくりになっています

キャップは回して止めるタイプで漏れることもありませんでした

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この製品はウイスキーを入れるスキットルと同じ構造なので、スキットルで検索するとよりお手頃なものが手に入ると思います

 

 

このハクキンカイロをフル活用してこの冬を乗り切ろうと思います

 

今回は以上となります

最後まで読んでいただきありがとうございました