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平成最後の日にブログ始めました。レザークラフト、写真をメインに書いています。

【レビュー】デスクライトSQ-LD527 明るさは作業性に直結するからいいものを選ぼう 

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デスクライトは机とセットで必要なものなくらい重要なものですよね

当然ながら高いものから安いものまであり、2,000円くらいのものと30,000円もする高級なものまでいろいろとあります

 

今回はPanasonicのSQ-LD527を購入し、2ヶ月ほど使ってきたので使い勝手のレビューをしていきたいと思います

 

 

Panasonic SQ-LD527

2018年発売の製品で、楽天にて約7,200円で購入しました

この型番はPanasonicのHPにはなくはっきりしたことは言えないのですが、SQ-LD517と同じスペックの型番違いというだけの同等品だと思われます

色んな通販サイトを見てLD517よりLD527のほうが取扱店も多く、安いことが多々あるので両方の型番で検索をかけるといいです

スペック

  • 光源:LED(昼光色6200K)
  • 演色性:Ra83
  • 照度:JIS:AA形
  • 光束:1025lm(ルーメン)
  • 消費電力:11.1W

演色性:光が当たったときの見えかたの指標のこと。Ra100が自然光に当たった時の色の見えかたとなり、Ra80以上で色の再現性がいいといわれる

AA形:照明から半径30cmで500lx(ルクス)、半径50cmで250lx以上の明るさを持つ

内容物

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以下のものが入っていました

  • セードとアーム
  • ベース
  • ACアダプタ
  • 取扱説明書

重さはセードとアームが425g、ベースが1,446gになってました

ベースはしっかりとした重さなのでデスクライト自体を動かすのは大変そうです

しかしながら、簡単には倒れないしっかりさは安心します

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質感に関してですが以下のように光沢のある部分とマットな部分があります

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セードとアームの背面は光沢のある黒塗装、それ以外はマットな感じの黒塗装になっています

どちらも安っぽい色ではなくインテリアとして馴染むのですが

黒という色の宿命かほこりが目立っています……

 

組み立て

組み立てるといってもアームをベースに取り付けるだけです

ベースにはネジが付いていて、これをアームとあわせるだけです

コインで回せるタイプのネジになっており、工具不要で取り付けができます

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取り付けたものがこちら

大きさ比較でほうじ茶500mlのペットボトルを置いてます

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高さ40cm、直径20cm(ベース)となっていてやや大きめなつくりでしょうか

 

可動範囲

5ヶ所が可動します

➀ベースとアームの回転:-20°~̟+20°

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②アームの下部:0°~+45°

この部分はやや固めな動きとなっています

ゆるくなって簡単に倒れてしまうことがないように意図的に固くしたのでしょうか

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③アームとセードの間 垂直方向:-65°~̟+90°

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④アームとセードの間 水平方向:-90°~̟+90°

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⑤セード:-90°~̟+90°

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明るさ

明るさの調整ができます

本体にスイッチがついているのですが、タッチスイッチとなっていて

  • タップ:5段階に調整(20%,40%,60%,80%,100%)
  • タッチし続ける:無段階(20%~100%)

といった感じに調整できます

 

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左:レベル1(20%) 右:レベル5(100%)

レベル5はかなりの光量があって少しまぶしく感じるので

  • 本や書類を読むとき→レベル3~4
  • パソコンで作業するとき→レベル1~2

という感じで使い分けています

 

今まで使っていたデスクライトとの比較

オーム電機のL-40Wを使っていました

LEDデスクスタンド ホワイト [品番]07-6598|株式会社オーム電機

値段は2500円程度とよくあるものになっています

光束は280lmとなっており、明るさ調節といった機能はないです

 

40cmの高さから照らして同じ条件(SS:1/60秒 f値:5.6 ISO:200)

で写真を撮ってみました

編集の都合上Capture Oneでの現像時に明るく補正しましたが、同じ値(シャドウ:100)にしました 

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左:L-40  右:SQ-LD527(100%)

見るからにSQ-LD527の方が明るく映っていますね

光束が1025lmと280lmでかなりの差があるので当たり前といえばそうなのですが

 

 ついでにですが、LD527の明るさのレベルを並べてみました

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左から20%・40%・60%・80%・100%

L-40Wの明るさはLD527の20~40%と同じくらいでしょうか

 

使ってみた感想

明るさが十分にあるので、机での勉強や精密な作業はもちろん、小物の撮影にもかなり役立ってくれています

今までと比べ明るくなったおかげか勉強している時に目が疲れにくくなり、衆力が続くようになりました

また、屋内で小物の写真を撮ろうとすると天井の照明だけでは光が足りないことが多く日中に撮らないといけなかったのですが、このライトを使い始めてからは満足のできる光量が得ることができ、加えて多重影ができないような光になっているので楽に撮れるようになりました

 

光量以外にもアームの可動性がよく、もう少し照明の位置を調整したいなって時にうまく動いてくれるので、使用していてストレスが少ないです

 

今まで使っていたL-40Wはそんなに明るいデスクライトではなく、使わないこともよくあったのですが、Panasonicのこの商品にしてから机に向かうときは必ずライトを付けるようになりました

 

7,000円程度と安い商品と比べて価格差はかなりあるのですが、総じてコスパのいいデスクライトではないかと思います 

 

Panasonicの他のデスクライトについて

SQ-LC518(同等品:SQ-LC528)

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引用:https://panasonic.jp/light/products/deskstand/sq-ld517.html

今回紹介したSQ-LD517(同等品:SQ-LD527)のクランプ式タイプとなっています

ベースを取りつけるタイプと比べて机のスペースを占領することがないため、机を広々と使いたい・あまり机が広くないという人はクランプ式を用いることをおすすめします

 

SQ-LD515 SQ-LC516(同等品:SQ-LD525, SQ-LC526)

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引用:https://panasonic.jp/light/products/deskstand/sq-ld515.html


SQ-LD517, SQ-LC518の上位製品になっています

違いは以下の2点

  • アームが1つ増え、2つになっている
  • USB端子(0.5A)が付いている

2つのアームによって可動箇所がが1つ増え、計6ヶ所になったことによって水平方向への可動性が上がりました。それによってLD517より遠くまでセードを持ってくることができ、広い机での利便性が向上しています

また、USB端子が付いていることでスマホなどの充電が可能になっていますが、0.5Aとそんなに電流は大きくないので急速充電はできなそうですね

 

他のスペックは変わらず、価格が最安値で約10,000円と3,000円の差があるので

より柔軟な可動性とUSB端子に価値を感じるかどうかですね

 

SQ-LC541 SQ-LD540

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引用:https://panasonic.jp/light/products/deskstand/sq-ld540.html

LD515・LD517と比べて光束が413lm、照度がJIS:A形となっており、光が弱くなっているのですが、集光・散光の切り替えでカバーするようになっています

手元での作業には集光、読書には散光と使い分けることができます

2015年と発売からかなり経っており最安値が4,000円程度となっている時もあるので、あまりお金をかけられないときにいいかもしれません


SQ-LE530

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引用:https://panasonic.jp/light/products/deskstand/sq-le530.html

今までの製品の色温度は昼光色6200Kで固定されているのですが

この製品は昼白色5000Kと電球色2700Kと使い分けることができます

昼光色6200Kを「文字くっきり光」として扱っているので、この製品は他のと比べて勉強には向かないかもしれません

 

オバールフォルムの丸みをおびたデザインが特徴的なので、デスクというよりベッドサイドにおいて読書したり、くつろいだりするのに向いている製品なのかなと思います

 

少し暗いなと感じたらちょっと高いデスクライトを検討してみてはどうでしょうか

今回は以上となります

最後まで読んでいただきありがとうございました