現在愛用しているFUJIFILM X100Vを含め今までコンデジ、レンズ一体型のカメラしか購入してこなかったのですが、ついにレンズ交換式のカメラを買ってしまいました
購入したのは富士フィルムの最新フラッグシップのX-T4、色はシルバーにしました
予算は30万前後でフルサイズも狙えたのですが、フルサイズはレンズが大きくて持って出るのが義務感になりそうと感じたこと、Canon・Nikon・SONY3社ともにデザインが黒の単調なものでつまらなかったことから外してしまいました。
あとは富士独特のダイヤルでのSS・ISO操作がX100Vで染み付いてしまってレンズ交換式も富士の操作系の方がやりやすいと思ったのも1つです。
というわけで今回はX-T4の紹介です
X-T4の仕様
開封・付属品
箱の中身は説明書類の下に本体、アクセサリーと入っていて
中身を全部出してみました
アクセサリーは使わないものばかりで包装のビニールは大体付けたままにしてます
以下のものが入っていました
- 充電式バッテリーNP-W235(リチウムイオンタイプ)
- ACパワーアダプター AC-5VJ
- プラグアダプター
- 専用USBケーブル(USB-C→USB-C)
- ヘッドホン用アダプター
- ショルダーストラップ
- 使用説明書
- 保証書一式
X-T4本体に取り付け済みのものが
- ボディーキャップ
- ストラップリング
- ストラップリングカバー
- ホットシューカバー
- 縦位置グリップ用端子カバー
- メモリーカードスロットカバー
- シンクロターミナルカバー
でしょうか
USB-C→USB-Cケーブルになっているのが時代を感じますね
2月末に発売のX100VではUSB-A→USB-Cケーブルだったので、PD充電やUSBケーブル付けたままの撮影に対応できるように両方USB Type-C端子にしたようですね
残念なのは充電器(バッテリーチャージャー)が無いこと
X-T4発売記念キャンペーンで充電器BC-W235が付いてくるのでまだいいのですが、パワーアダプターとプラグアダプターを付属品にするくらいならBC-W235を付属してほしかったです
外観
ブラック・シルバーの2色展開で、今回はシルバーにしました
本体を取り出してまず色のかっこよさに惚れました。シルバーがやや暗めの色合いで重厚感があります。X100Vのシルバーはアルミからくる明るくそれもよかったのですが、この重めなシルバーもいいですね
背面はこのような感じ
ジョイスティックと十字キーが両方あるんですね
メニュー操作はジョイスティック、文字入力はタッチパネルで十分なのですが、十字キーはFnボタンとして使えるので手振れ補正やディスプレイ表示などの設定を追加で割り当てました
液晶は賛否両論あるバリアングル液晶ですね
今回バリアングル液晶のものを初めて買いました。
X100Vはチルト液晶だったのでよく聞く光軸のズレが気になっていましたが、実際に触れてみると確かに横位置でのローアングル撮影で違和感がありました。
とはいっても慣れれば自分は大丈夫そうでしたし、ある程度のローアングルはしゃがんでEVF覗いてやるかないいかなと妥協できました
内側にたたんでおけばEVFを覗いた時に鼻が当たることを気にしなくてもいいのは地味にいいなと思いました
重さ
測ったところ、本体が537g・電池込み617gとなってますね
持ってみると中身が詰まっている感じがして、ずしっときました
グリップが先代X-T3よりやや厚くなったようなのですが、手の大きい自分にはもう少しあったほうが小指の収まりがよくて握りやすいかなと感じました
アクセサリー類
X-T4本体の感想はここまでで、購入したアクセサリーを紹介していきます
peak designアンカーの取付
peak designのアンカーをそのまま付けると不格好な感じになりました
というわけでストラップリングカバーを外しました
リングカバーを上にスライドして外して
リングを外していきます
上の写真では取り付け補助具を利用しましたが、これX100Vには付属していてX-T4に付属していませんでした。この補助具はそんなに需要無いってことですかね
あとは逆の手順でリング・リングカバーを戻して終わりです
ストラップリングカバーを外して見た目がすっきりしました
シャッターボタンの取付
富士フィルムが販売するカメラデザインの1つの特徴でもあるシャッターボタンの穴、使わない理由がありません
今回は本体がシルバーということもあって「シルバー×青」のボタンを購入しました。Amazonで1つ1,000円とちょっとお高めですね
実際に付けてみたのがこちら
レリーズボタンにピントあってないのはご容赦ください
シャッターボタンが周りのダイヤル類より低くなっていて、レリーズボタンを付けてダイヤル類と同じくらいの高さになりました。装着するの前提の設計でしょうか
シルバーの色合いについてですが、X-T4本体のシルバーが少し渋めな色合いのためレリーズボタンのシルバーは少し明るいように見えますが、違和感はそんなになく相性いいんじゃないかと思います
レリーズボタンを付けた効果としては人差し指のおさまりがよくなりました
左が装着前、右が装着後です
レリーズボタンを付ける想定なのか、装着前はシャッターボタンの位置が低く、押し込んだときに手前の露出ダイヤルに指が触れそうな感じでした。装着後はレリーズボタンの厚みだけ指の位置が上がるので、露出ダイヤルに触れることなく、押す感覚が良くなったように感じました
自撮りの握り方でもレリーズボタンはよさそうです
レリーズボタン装着前の画像が無くて申し訳ないですが
自分は平均的な男性より手が大きく、シャッターボタンが低いと押すのに結構指を曲げる必要があって安定性が悪くなってしまいます。高い方が押し切りやすいため、高さのかさ上げにこの厚みのレリーズボタンがちょうどいい感じでした
液晶保護ガラスの貼付
プラスチックのフィルムも販売されていますが、1,000円程度でガラスフィルムが手に入るとのことでORMYという中華メーカーのものを購入しました
フィルム貼り付けるときはアイカップ外した方が貼りやすいです
少し見にくいですが貼り終わっています。気泡もほぼ0で貼れて満足
少し不安だったのが、ガラスフィルムはプラスチックのフィルムと比べて厚みがあることでバリアングルで内側にした時にちゃんと閉まるかということ
上の写真は貼り付け後に液晶画面を内側にたたんでみましたが、問題なくカチッと閉じることができました
同時購入したレンズ
今回初めてのレンズ交換式ということで当然レンズも一緒に購入しました
購入したのはXF16-55mmF2.8 R LM WR
レンズ交換式なので標準ズームは確保していきたいなと思ってこれを選びました
他にもコンパクトな標準ズームレンズもあるのですが、それらを買ってもレッドバッジを使ってみたくなるだろうという自分なりの性格に加えて、発売記念キャンペーンの同時購入で30,000円キャッシュバック対象というタイミングでこれを買いました
箱を開けて
レンズを出してみました。
前評判である程度の重さは意識していましたが、手のサイズとあっているせいか持ちやすい重さです。それよりも筐体の質感の良さに感動しました。鈍い光り方とレッドバッジの赤のアクセントがまたいいですね。X-T4と合わせてこっちも所有欲が満たされます
余談
今回X-T4発売記念キャンペーンに合わせて購入したのですが、申請に保証書のコピーが必要でした。
30,000円返ってくるので当然申し込んだのですが、コピーするの面倒だなと思っていたら、領収書と一緒に保証書のコピーが入っていて、結構助かりました。無事にキャッシュバックもらえました
加えて余談ですが、My fujifilmに製品登録するときに製品番号が必要だったのですが、保証書には書かれていないので探してみたら
製品の箱のシール(右の写真一番上)に書いてありました。
X-T4は「SERIAL No.〇〇」とあってわかりやすかったのですが、レンズの方は番号しかなかったので戸惑いました。
話は戻って、XF16-55をX-T4に装着してみました
X-T4を取り出した時は「意外とこいつでかいな」と思いましたが、このレンズを付けてみるとバランスのいいサイズ感ですね。重さは合計1.3kgほどになっていて本体もレンズも中身がぎっしりとしている感じが持っててかなり伝わりました
ちなみに、レンズフード無しで付けるとレンズの下端とカメラの底面が揃って安定してますが
レンズフードを付けるとレンズの方が大きくてカメラの底面が少し浮いています。
ちなみにこのレンズフード付けにくいという評判がありますが、同じこと思いました。初めてで取り付け位置のマークとかもよくわからなかったので3,4回トライしてやっとわかるようになりました。
ボディ内手振れ補正について
レンズを付けてまずボディ内手振れ補正を試してみました
望遠端55mm(換算84mm)・1/15秒です
ペットボトルを撮っただけのつまらないものですが文字があるのでぶれを見るにはちょうどよさそうでした
結果は1/15秒程度の速度なら余裕でした。慣れていけば1/2秒でも止められそうな気がしました
作例
最近はコロナで遠出ができないので、近所へ買い物ついでに撮ったものを何枚か載せます
使ってみた感想としてはAFも使いやすくて不便なことがなくて快適でした。大きいレンズの大きさは自分の手のサイズとあっているせいか絞りリングやズームリングの操作がしやすかったです。
描写に関しては単焦点並みに良いという評価もありますが、解像力・ボケ感ともに納得です。最後のトンボの写真ですが想像よりきれいにボケてくれておおってなりました
あとは、XF10→X100Vでずっと単焦点縛りだったのでズームレンズの便利さを強く感じますね。1つで色々できるってやっぱりいいですね
というわけでX-T4とXF16-55mmF2.8のレビューでした。
本格的にカメラを使い始めて2年ほど単焦点コンデジ使っていたとはいえ、はじめてのミラーレスでフラッグシップにしてしまいました。高いお金を払ってしまったのでペイできるくらいには持ち歩かないとですね。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。