富士フィルムのX100シリーズは換算35mmの単焦点レンズなのですが、今回その焦点距離を変えられる
- テレコンバージョンレンズ TCL-X100Ⅱ:約1.4倍→50mm
- ワイドコンバージョンレンズ WCL-X100Ⅱ:約0.8倍→28mm
を購入しました
テレコンの方が若干箱が大きいですね
カラーはシルバーとブラックの2色展開ですが、X100V本体の色に合わせてシルバーを購入しました
今回はこの2つを紹介していこうと思います
テレコンバージョンレンズTCL-X100Ⅱ
仕様
中を開けると化粧箱が出てきました
中身はこのような感じです
化粧箱の中にはクッションで大事そうに包まれていました
- テレコンバージョンレンズ
- レンズキャップ(67mm)・リアキャップ(装着済み)
- 収納ポーチ
- 取扱説明書
が入っていました
化粧箱には箔押し加工のされたFUJiFILMのロゴがありました
レンズはこのような感じ
フィルター径はX100シリーズの49mmから2回りほど大きい67mmです
フードは同じ色のシルバーを探した結果これになりました
「レンズフード 67mm シルバー」で探したら、ブラックのものばかり出てきてあまり選択肢はなかったですね
※追記
フード付けて撮影した際、無限遠でわずかにケラレが発生していました。このフードは厚さが20mmだったので現在は12mmと少し薄いこちらを使用しています。楽天とYahooで品ぞろえに差があるので両方確認したほうがよさそうです
どちらのフードも先端径が72mmと少し大きくなるので、レンズキャップは72mmのものが必要になります
レンズの前玉はこんな感じで大きめな球面
リアキャップを外して後球を見ていきます
後球の周囲には磁石が備わっていますね
これを利用してテレコン・ワイコンの自動認識が行われているようです
装着
それではテレコンを付けていきます
まずはX100Vのカバーリング(フィルターなどを付けている場合はアダプターリング)を外します
あとはネジのように回してはめていきます
付けたのがこちら
テレコンが重いせいのあってか、本体が前方に傾いています
傾きが小さいのでわかりにくいですね
重さはこのような感じで180gほど増えています
テレコンのサイズ感もあってレンズ交換式カメラと大差ないですね
持ってみるとズシッとくるのですが、テレコンが前に広がった形状のせいか左手が持ちやすくはなり安定感は増したように感じます
ワイドコンバージョンレンズ:WCL-X100Ⅱ
仕様
基本的にはテレコンと同じような感じで化粧箱がありました
中身はこのような感じで
- ワイドバージョンレンズ
- レンズキャップ(49mm)・リアキャップ(装着済み)
- 収納ポーチ
- 取扱説明書
が入っていました
化粧箱の箔押しも変わらず
レンズの前玉はこのような感じで平面に近いですね
フィルター径はX100シリーズと同じ49mmなのでフィルターなどを使いまわすことができます
また、後から気づいたのですが
レンズの横にある突起はX100シリーズのアダプターリングのものと同一で、純正フードLH-X100を付けることができます
レンズの後球はこのような感じ
テレコンと同じように磁石が入っていますね
装着
それではX100Vを付けていこうと思います
カバーリングまたはアダプターリングを外して
回してはめていきます
付けたのがこちら
テレコンほど重くはないのですが、バランス的に前に傾いてしまっていますね
先ほど書きましたが、X100純正のレンズフードLH-X100を付けられます
新しく買う必要が無いのはありがたいですね
重さはこのような感じで140gほど増えていますね
テレコンとワイコンを並べてみた
せっかく2つあるので並べて比較していきます
キャップを付けた高さはワイコンが4.4cm、テレコンが5.1cm
キャップを外した状態での高さはワイコンが4.1cm、テレコンは4.6cmとなっていますね
フィルター径はワイコンが49mm、テレコンは67mmですね
レンズの前玉はワイコンが平面に近く、テレコンが球面になっています
後球は微妙に形状が違いますね
ワイコン・テレコンを付けるとNDフィルターとBluetoothの間に自動で表示が現れます
ワイコンは上のようにW、テレコンは下のようにTが表示されます
自動認識はWCL-X100Ⅱ・TCL-X100Ⅱ が対象となっており、無印のWCL-X100・TCL-X100は手動で認識させる必要があります
メルカリはもちろんAmazonや楽天市場などのショップでも両方取り扱っているので、購入する際は気を付けましょう
28mm・35mm・50mm画角について
画角はこのような感じです
28mm
35mm
50mm
思ったより範囲が違いますね
このコンバージョンレンズはX100シリーズのF値:2.0やAF速度をそのまま使えることができます
加えて、最短撮影距離に関してもワイコンは変わらず10cm、テレコンは1.4倍の14cmとなり変わらず寄れるカメラとなっていて利便性は相変わらず高いです
最大撮影倍率については
デフォルトの35mmが0,25倍に対してテレコンは若干低下するので、マクロ撮影では外した35mmがいいそうです
digitalcamera.support.fujifilm.jp
というわけで両方とも購入してしまった自分は
- 28mm:部屋の中で撮るとき・風景の撮影
- 35mm:出かけ先で手軽に色々撮るとき・マクロ撮影
- 50mm:少し寄った撮りたいとき・ボケを生かした撮影
というような感じで使い分けていこうかなと思います
今回は以上となります
最後まで読んでいただきありがとうございました