X100V用に様々なアクセサリーを買い、使ってみてはレビューしてきたのですが、自分でもいろいろ買っていてまとめておきたいなと思い、1ヶ月ほど使ってきての再レビューも兼ねて改めて書いていこうと思います
再レビュー
液晶保護フィルムについて
タッチ液晶が搭載されているので液晶保護フィルムはほぼ必須と感じています。
そしてフィルムを選ぶ際にまず考えるのがプラスチックフィルムとガラスフィルムどちらを使うかではないかと思います。タッチの頻度を見るうえで用途を考えると
- タッチAF
- タッチファンクション
- 再生時の拡大縮小
- 設定画面の文字入力
が主になります。スマホほど頻繁ではないのでフィルムの使用感に大きな差は感じにくいということ、スマホと違いカメラはストラップを付けて肩や手首にかけることが多いので大きく傷をつけるリスクはないのでプラスチック・ガラスフィルムのどちらでもいのではないかと思います。
自分はガラスフィルムを利用している理由としては、スマホのガラスフィルム用のコーティング剤なんかも買って余っていて活用したいので都合がいいなと感じただけです
電池・バッテリーについて
X100Vの撮影可能枚数は約350枚となっており、1ヶ月使ってみた感想としては
3,4時間の撮影であればフル充電のバッテリー1つで問題はないのですが、1日使いまわすとなると2つはないと厳しいなと感じました
昔はUSB給電に非対応の製品も多かったのですが、X100VはUSB給電に対応しており、かつ使用中の充電にも対応しているので、モバイルバッテリーさえあれば急な電池切れでもバッテリーに繋げば撮影することができるようになりました。
ということはすなわち、予備バッテリーとモバイルバッテリーどちらを使うかが迷うところではないでしょうか
モバイルバッテリーのメリット・デメリット
- 充電容量に対してのコスパがいい
- 併用できるので荷物を減らすことができる
- 充電コードを差したまま撮影するのが取り回しに邪魔
- 端子カバーを開けるので水が不安
予備バッテリーのメリット・デメリット
- 交換するだけですぐに撮影に移ることができる
- 端子カバーを開けないので防水・防塵が保たれる
- バッテリーが高い(純正の場合)
- 旅行では荷物が少し増える
というような感じでしょうか
自分としては雨でも容赦なく使うような人間なので予備バッテリーを基本とした運用をしています。
充電器は前に紹介したUSB経由で充電できるこちらがおすすめです
ケースについて
純正のケースってどう?
本革製で高級感のある純正ケースLC-X100Vについてですが、下の写真のように下部パーツ(速写ケース)だけを付けると全体の厚みが増してグリップ感が向上します。それによって操作性がより上がるのでなるべくつけるようにしています。ただ、装着した状態だと端子カバーを開くことができないので必然的にモバイルバッテリーの運用は厳しくなり、予備バッテリーを使いたくなりますね
ショルダーストラップもX100V付属品のものより高級感があるので首から下げたときの収まりが良くておしゃれアイテムに見えるのが気に入っています
下部パーツとショルダーストラップを付け首からぶら下げていると心なしかウキウキしてくるので不思議です
問題は上部パーツで、ピッタリ設計なので、フィルターやレリーズボタンを付けるとバランスが崩れて不格好になってしまうんですよね
防水防塵でフィルターは必須な自分は上部パーツは使わないので箱の中に眠り続けています……
何もつけない人はこのケースが本体をカバーする上で最適になり、持ち運ぶこともできるのでおすすめなのですね。ただ上部カバーがなくてもショルダーストラップと下部パーツ(速写ケース)だけでも十分満足できる仕上がりだと感じています。ちょっと割高ですけどね
持ち運びケースについて
色々つけたら純正ケースは使えないということで持ち運びに別途ケースが必要なのですが、ムービーケース・ビデオカメラケースがサイズ感がちょうどよかったです
この時はHAKUBAのムービーケースを使っていたのですが、後述するテレコン・ワイコン用のケースで付属品がいい感じに収納できてしまいました。その結果スペースが余ってしまったので現在はELECOMのoff tocoビデオカメラケース Lサイズを使用しています
ダブルジップだと取り出しがしやすいのでこちらのほうがおすすめできますね
レンズまわりについて
この3点のアクセサリーについて書いていきます
- レンズフード
- キャップ
- フィルター
レンズフードLH-X100はあってよかったなと感じました。レンズフードってフレアやゴーストを軽減する以外にもレンズ(フィルター)に不意に触ってしまうことが減る、雨が入りにくくなるなど他のメリットがあって今はなるべく付けるようにしています
LH-X100は価格がやや高いのですが、シルバーの色味が統一される・高級感がある・アダプターリング込ということを鑑みれば妥当ではないでしょうか
キャップに関してはフィルターやレンズフードを使うとX100V本体に 付属しているキャップは使用できないので別途Φ49mmのキャップを用意する必要があります
キャップは失くしやすいこと(一回紛失しました)、レンズフード+フィルターがあればレンズはそんなに傷つかないことを考慮して、キャップは基本外して歩き回って、写真を撮れない移動時間の時だけキャップを付けるようにしています。
あとAmazonで取り扱っているFreemodのレンズキャップX-CAP2は外さずに開閉でき、フードの代わりにもなる優れものですが、酷使すると緩んできて水平で維持できなくなってしまうのであんまり使わなくなってしまいましたね
最後にフィルターに関してですが、富士フィルム純正でもHAKUBAやKenkoなどの商品でもどちらでもいいですね。富士純正はネジ溝が浅いのか上からねじ込み式のレンズフードが付けにくいように感じた(個体差化もしれないですが)ので、今はワイコンに付けてX100V本体にはKenkoのフィルターを使ってます
コンバージョンレンズについて
X100シリーズ専用のコンバージョンレンズなのですが、画角を勉強する上でかなり役立っています。ねじ込み式でサッと着脱ができない分、この場面では広角使おうって感じで考えながら立ち回りを考える癖がつきました。移りも普通に見てる分には変りもないので満足ですね
ただ、近いうちにレンズ交換式にステップアップした際にテレコン・ワイコンの着脱は面倒なので2つは引退してもらってX100Vは35mmスナップ専用機としての運用になりそうな気もします
三脚について
X100Vは比較的コンパクトなサイズ感なので立派ででかい三脚を使うと見たときのバランスが悪いんですよね
というわけで三脚を使いたくなったときはManfrotto PIXI EVOを使っています
そんなに大きくなく、縦構図なんかもできるのでベストな選択ではないかなと思います
あとは同じくManfrottoからミニ三脚 POCKET L を使用しています
つけっぱなしでも問題なく手持ち撮影できるので、夜景撮影で手持ち撮影しながら乗せられそうな手すりなどを見つけたら、この三脚を広げて長めのシャッター時間で撮影しています。三脚禁止の場所でも隠れて長秒撮影できる裏技だったりします
その他アクセサリーについて
他にも
- ストラップ
- レリーズボタン
- サムレスト
- ホットシューカバー
などあげれば出てくるのですが、その辺は自分の好きな色・柄を選んでいけばいいのではないかなと思います
個人的にはPeak Design アンカーリンクスはおすすめです。ストラップの着脱が簡単なので収納するときに取り回しに手間がかからなくなりました
今自分がよく使用しているもの
これまでの話を踏まえて自分がよく使っているものを並べてみました
- ガラスフィルム
- 予備バッテリーNP-W126S・バッテリーチャージャー(非純正)
- レザーケースLC-X100V(下部パーツ・ショルダーストラップ)
- ビデオケース(持ち運び用)
- レンズフードLH-X100(アダプターリング込)
- プロテクトフィルター
- レンズキャップFLCP-49
- テレコンTCL-X100Ⅱ
- ワイコンWCL-X100Ⅱ
- Manfrotto PIXI EVO
- Manfrotto ミニ三脚 POCKET L
- レリーズボタン
- Peak Design アンカーリンクス
こう並べてみると色んなもの買っているなと実感してしまいますね
ほんの一例ですが、参考にしていただければ幸いです。
今回は以上となります
最後まで読んでいただきありがとうございました