前回の記事でX100VをWebカメラとして運用しました
レンズ一体型なので設置が楽なのですが、長く使っていると熱くなってしまうことが難点です
いわゆるオーバーヒートという状態なのですが、海外では以下のような記事がありました
デジカメinfoさんにようやく記事があったので引用させていただくと
「スチルに関して:実際の写真撮影では心配はない。華氏100/105度(摂氏37/40度)の室温で600枚連写して初めて黄色のオーバーヒート警告が表示された」
「動画に関して:4Kで12分でオーバーヒート警告が表示された。従って、X100Vは長時間の4K動画を撮影するのに良いカメラではない」
とのようです
Ver.1.10で追加された「自動電源OFF温度」について
このようなオーバーヒート問題をうけてかファームウェアのアップデートで「自動電源OFF温度」が追加されました
アップデートをしたら、設定項目の消費電力設定の欄に「自動電源OFF温度」が追加されました
選べる項目は標準・高の2つから選べます
自動電源OFFについて
Webカメラとして1時間ほど使っていたのですが、突如電源が切れることがありました
環境としては以下のような感じです
- 室内の温度:20℃程度
- 設定:FHD30p
- 自動電源OFF温度:標準
電源を付けなおしたら、画面の右側真ん中に黄色のマークが表示されました
あと画面を付けた直後にこのように「温度上限に近づいています 持ち続けないでください」という表示がでました
そして見守ること数分、「温度上限に到達しました シャットダウンします」と表示され、電源がまた切れました
自動電源OFF温度 標準・高 について
先ほどの自動電源OFF温度に達した時の温度についてなのですが、かなり熱くなっており、触れるくらいの温度ではありますが写真撮影時には感じないほどの熱が出ていました。例えると、夏場に放置した車のハンドルくらいの熱さでしょうか
その後、自動電源OFF温度を「高」に設定変更したのですが
変更してから2時間ほど動画モードで流してみたのですが、電源OFFにはならずWebカメラの動作も問題ありませんでした。
しかしながら、「標準」で自動電源OFFが働いた時よりも熱くなっていたので使用するのは控えたほうがいいかなと思いました
これから夏場になってこれを試した時より室温が上がっていくので、連続使用は1時間程度にしたほうがよさそうですね
今回は以上となります
最後まで読んでいただきありがとうございました