ZOZOSUITってみなさん覚えているでしょうか?
約1年半前、2018年5月にZOZOTOWNから無料配布された体型測定のタイツで、パターンオーダーのパンツやシャツの販売で話題になりました。
だったのですが、半年後の2018年11月にZOZOSUIT廃止され、パターンオーダーの製品は身長体重入力で大まかなサイズが表示され、自分で近いサイズを選ぶだけのものになりました
すっかり存在が忘れられた2020年2月27日にスマートフォンで足の測定ができるZOZOMATが配送開始され、自分の手元に届いたのでレビューしていきたいと思います
ZOZOMATとは?
端的に言えばZOZOSUITの足ver.ですね
詳しくはこちらのURLから
売りとしている点を要約するとこのような感じです
スマートフォンとZOZOMATで自宅で簡単に計測
ミリ単位の精度で3D計測
満足するサイズの提案
シューズを季節ごとにZOZOが厳選して提案
足が大きい自分でいまいち自分のサイズがわからなかったので提案してくれるのはありがたいですね
ただ、ZOZOSUITの時は誤差があったり、測定したサイズを元にした製品のレビューが賛否両論で廃止になってしまいましたよね
ZOZOSUITも手に入れていたので個人的な感想を言うと、着るのがめちゃくちゃ面倒だったですね。全身タイツみたいな感じで着るのに一苦労で1回だけしか使わなかった気がします
製品に関してはジーパンはピッタリのサイズ感が選べたので満足だったのですが、Tシャツとかはあまりよくなかった感じでしたが
スポーツやっていてウエスト細目で太ももが太目な自分にとっては、ZOZOのデニムパンツはサイズ感がよく価格も手ごろだったのでとても助かりました
さて今回のZOZOMATはZOZOSUITは全身に対して足だけということで誤差はどうなるのでしょうか?実際に使ってみようと思います
ZOZOMAT開封
このような薄い封筒で届きました
大きさは23cm四方の正方形ですね
袋を開けたら中に四つ折りにされた紙が1枚だけ入っていました
紙は光沢加工がされていて汚れにくそうではあります
この紙がZOZOMAT本体のようです。マットっていうから布製かと思ったのですが、よく考えれば紙の方が製造も発送も楽ですよね
広げてみたらこんな感じでした。大きさは46cm×46cmの正方形
円が6色に等分されていますね
裏面はこんな感じ
下のはアプリの案内と注意事項でしたね
使用してみる
準備
ZOZOTOWNアプリを開きます
右下の計測・その他をタップすると上にZOZOMATの欄があります
足計測をするをタップして、情報を入力したら計測の準備になります
まずは利用規約に同意するにチェックを入れ、計測を始めるをタップします
すると100秒程度の動画が始まります
見なくても問題ないのでスキップして大丈夫です
というかHUAWEI P30 liteを使用しているのですが、動画が毎回30秒程度で止まって先が見れないのですが、スペックの問題かネットの問題かどちらが原因なんでしょう?
ハイエンドじゃないと最後まで動画見れないだったらどんだけ重いんだって話ですね
動画が終わったら計測の準備になります
以下の4つが言われるのでOKを連打します
測定
アプリの許可がある場合は許可をするとやっと計測になります
はじめは左足からで、ZOZOMATを上から写して枠を合わせます
その後は赤→黄→ピンク→緑→紫→青の順に45°の角度で撮影していきます
コツは色の円が画面内に入るように映すことですね
成功すると画面にチェックマークが入ります
一通り終わると次は右足になります
こちらも同じように映していきます
これが終わると計測が終わり、少しすると結果が表示されます
測定結果
こんな感じで寸法が3Dモデルとともに表示されます
足方について詳しく見るをタップするとこのような画面になります
- 指先の形
- 足幅の広さ
- 足甲の高さ
- 左右の比較
の4項目が見れます
相性の良いシューズを見るをタップするとこんな感じの画面になります
すべて・スニーカー・革靴の3項目が並んでいますね
数に関してはスニーカー38型、革靴17型が相性度順に提案されました
すべてはスニーカー・革靴を合わせた55型が並んでいました
3回測定してみた
再計測するをタップすると上書きされる注意が表示され、再計測をタップすると測定画面になります
慣れると1回あたり2分かからずに計測することができました
2回目に計測したら、指先の形がギリシャ型になりました
自分の足見ると明らかに人差し指が長かったのでこちらの方が正しいですね
今回、3回計測したのでそれぞれの結果を載せてみます
3Dモデル版はこのような感じです
左右の比較はこんな感じです。並びは3Dモデルと同じ順です
複数回やった際の誤差についてですが、一番大きいものを並べると
- ➀足長:0.3cm
- ②足幅:0.3cm
- ③足囲:0.3cm
- ④かかと幅:0.2cm
- ⑤足甲高さ:0.6cm
というような感じになりました
どれも5mmないくらいの差なのでミリ精度での測定という謳い文句は正しいように感じますね
ちなみに、測定した結果はアプリの計測・その他からいつでも見れるそうです
実際にメジャー使って測定
自分で測った結果を使って比較・検証していきたいと思います
左足
- ➀足長:26.5cm
- ②足幅:11.2cm
- ③足囲:27.2cm
- ④かかと幅:7.5cm
- ⑤足甲高さ:6.5cm
右足
- ➀足長:26.2cm
- ②足幅:11.5cm
- ③足囲:27.0cm
- ④かかと幅:7.2cm
- ⑤足甲高さ:6.9cm
というような結果になりました
④かかと幅と⑤足甲高さは測定しずらかったので自分ではかなり測りづらかったので参考値にします
ZOZOMATのデータと比較すると
➀足長と②足幅と③足囲全てにおいて差が5mmないので測定精度は十分と言えそうですね
➀②は平面的な測定に対して、③は3次元的な測定なので難しそうであることを考慮すると写真だけでこれだけ測定できるってすごいですね
靴の提案は?
2回目以降ギリシャ型になって靴の提案が変わったので、2回目以降の提案を挙げていきます
相性度99%って本当なのか逆に疑ってしまいますね
下に移動するほど相性度が下がっていくのですが、
一番下は63%と56%で止まりました
どういう基準で相性度が計算されているのか気になりますね
感想
ZOZOMATの計測は数分で終わるので、ZOZOSUITの大変さとは比べ物にならないほど楽だなと思いました。また、足囲といった自分で測りにくい項目も写真だけで測定できるので技術の進歩ってすごいなって思いました。
データについては、今使っている革靴が26.5cm・EEEで履きやすいので大きく間違ったデータではないように思いますね
ZOZOMATを用いた足計測についてなのですが、自分の足幅って靴の専門店に行かない限り測らなそうですし、それこそ革靴を買わない限り真面目に知ることもないので、手軽に測定できるZOZOMATはいい機会だなって思いました
幅が広ければ困ることはないって感じで大きめの靴を買ってしまう人は靴を十分に生かし切れてなく、自身の足のアーチが崩れ、疲れやすくなってしまうということがよく言われているので、ZOZOMATを使って自分の足のサイズを知ることは健康にもつながるんじゃないかなと思います
革靴はサイズにシビアなもので、足のサイズは測定がほぼ必須と言ってもいいレベルなのです。しかし、店舗に行って測定してもらうってシャイな人にはハードルが高いように思います。そのような人にとってZOZOMATはいい助けになると感じました
大体のサイズを知っておけば店舗に行ったときに迷うことが減りますし、オンラインでの購入の不安も少し解消されることにつながるのではないでしょうか
手軽に測定でき、紙1枚で収納にも困らないので
みなさんもZOZOMATを1枚持ってみてはどうでしょうか
今回は以上となります
最後まで読んでいただきありがとうございました