本日2月5日、富士フイルムの高級コンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM X100V」の詳細が発表されましたね
富士フィルムの単焦点コンパクトデジタルカメラX100シリーズは
初代X100から2代目X100S(Second)、3代目X100T(Third)、4代目X100F(Fourth)と末尾のアルファベットで世代を表していましたが、
5代目はFifthでFが被ってしまうのでローマ数字のVをつけX100Vとなりましたね
現在、同じく富士フィルムのコンパクトデジタルカメラXF10を利用しています
下の写真にあるカメラがXF10ですね
X100シリーズと同じAPS-Cセンサーを搭載した単焦点レンズのカメラなのですが、ベイヤーセンサー・28mm相当F2.8レンズをはじめ色々な違いがあり、X100シリーズの下位機種という立ち位置になってます
しかしながら6万円台というAPS-Cカメラでは手ごろな価格、ポケットに入るコンパクトなサイズという特徴があり、オートフォーカスが弱いなど欠点はありますが、XF10を購入してからずっとXF10愛用しています
使っていくうちにRAW現像やマニュアル撮影をし始めた自分にとって写真が楽しくなるきっかけになった思い入れのあるカメラになってます
おかげですっかり富士フィルムの信者になってます
しかしながら、マニュアル撮影やRAW現像など慣れてくるほど
上位機種であるX100シリーズに強い憧れが出てきました
X100Fが発売された2017年2月は浪人してた時期ということもあり、とても手が出せる代物ではなかったのですが、3年たった今は多少余裕が出てきて今回の発表がすごい楽しみでした
買うかどうかすごい悩むのですが、調べた情報をここに整理しながら購入するかどうか考えていきたいと思います
新機種X100Vと現行機X100Fの違いは?
センサー・画像処理エンジンが新しくなった
X-Trans CMOS ⅢセンサーからX-Trans CMOS 4センサーになっています
どちらも同じ裏面照射型構造ですが、2,430万画素→2,610万画素と多くなっています
同様に画像処理エンジンもX100Fは3世代目のX-processor Proなのですが、X100Vは4世代目のX-processor 4が搭載されています。それによって処理速度が約3倍になりAF性能が向上などといった恩恵がありますね
レンズが新設計に
X100シリーズは2011年のX100からはじまり後継機X100S・X100T・X100Fまでずっと35mm相当F2・6群8枚の同じレンズを使ってきました
それを今回初めて
今回のレンズも35mm相当F2・6群8枚のレンズなのですが、非球面レンズが1枚→2枚と1枚増えています
それによって解像度がより高くなったそうです
レンズ周りの下側の文字にⅡの文字が入っていますね
X100V専用設計と聞くと贅沢な感じがしますね
クラシックネガの追加
クラシックネガは2019年10月に発売されたX-Pro3から搭載された新しいフィルムシミュレーションになります
フィルムのSPERIAを再現したと言われるもので、フィルム独特のなつかしい質感が撮って出しで表現になっていて使ってみたいと思っていました
チルト液晶+タッチパネルになった
今までは固定液晶になっていたのですが、チルトによって液晶の角度が変えられるため様々なアングルから撮ることができ、シチュエーションの幅が広がります
防塵防滴に対応した
精密機械の天敵であるチリや水にようやく対応しましたね
レンズに別売りのプロテクトフィルターPRF-49を付けることで全体が防塵防水になるそうなので、ほぼ必須になりそうですね
接続端子がUSB Type-Cになった
かなり普及してきて当たり前となりつつあるUSB Type-C対応しており安心しました。スマホに使っているケーブルを利用することができるのでケーブルを複数持つ必要がなくなるのはいいですよね
D-Pad(十字キー)の廃止
液晶画面の操作に使っていた十字ボタンD-Padなのですが、X-Pro3からの廃止の流れにのりX100Vにおいても廃止になりました
その代わりタッチパネル液晶に変わったので両方はいらないという判断でしょうか
個人的にはXF10が十字キー無しのタッチパネルだったので使い心地が大きく変わることが無くてあまり影響は受けない気がしますね
手振れ補正は相変わらず無い
違いという意味ではないのですが、手振れ補正は変わらず未実装です
便利な機能であり搭載されていないのは弱点という方もいらっしゃいますが、個人的にはなくてもまあいいかなと感じますね
他にも細かな違いがあるのですが、
詳しいスペックの違いは以下のサイトがわかりやすくまとめてくださっているのでこちらを見ることをおすすめします
というわけでざっとまとめただけなんですが、性能向上に加えて防塵防滴、チルト液晶といった欲しかったものが搭載されてしまって買わない理由がほぼなくなっていて購入意欲がすごいことになっています
欲しいけど……
値段が高いんです
以下のような価格になってます
X100V:税込180,950円(税抜164,500円)
X100F:税込142,450円(税抜129,500円)
注:X100Vは店頭予想価格、X100Fはフジフィルムモールより引用
X100Fが14万円台だったから、機能が足されても16万円台なら絶対買う!!
ってなっていたのですがまさかの18万円台という衝撃価格でした
発売までに考えること
2月下旬発売とのことで18万円の価値を見出せるか考えることにします
お財布との相談
18万と見たとき「は!?高すぎでは?」と当然思ったのですが、スペックを見る限り自分の欲しかったスナップシューターとしてのカメラをほぼ体現しているので18万円という値段を回収できる自信はあります。貯金があり買えないこともないです。だけどしばらく貧乏生活がしんどい気もしますね……
買うタイミング
値下げを待てば当然価格が落ちてきたり、キャッシュバックキャンペーンの可能性があるとは思うのですが、1年後にさらに忙しくなることがわかっているので、時間に余裕のある時期を逃して活躍できる時期が狭まってしまうのがちょっと怖いです
富士フィルムの他のカメラは?
こうなると他のカメラ、レンズ交換式のカメラはどうか考えてしまいますよね
X-Pro3はX100V以上の値段なので手が出せませんが、中位モデルのX-T30はボディ(約9万円)+レンズで一応手に入りますね。加えてズームレンズなどもそろえられますね
しかしながら、XF10を使ってきて「単焦点レンズという制限でどんな構図を撮ろうか」と考えるのがすごい楽しいこともあって、ズームが無くて困ったってことがあまりないんですよね
加えて、これ撮ろう!!と思い立った時にカバンにカメラがあるっていう状況が欲しいのでリュックに忍ばせやすいX100Vのコンパクトなサイズ感は見逃せません
というわけで即決できる価格ではないので、発売がまだ先とのことでしばらく考えることにしました。お金をポンと出せるような余裕が欲しい人生です
どちらにしても後悔しない選択ができればいいですね
今回は以上となります
最後まで読んでいただきありがとうございました